新築のマイホームを建てる人がプランニングで悩むのが、太陽光発電システムを入れるべきか!?です。導入費用は依然と比べて安くなっていますが、電力の買取価格は年々下がっています。
今回は太陽光発電は投資として成り立つのか?を中心にお話をしていきたいです。ちなみに我が家では太陽光発電システムを載せています。実績も発表します!
我が家の太陽光発電システム~京セラ~
セキスイハイムは世界でもっとも太陽光発電システムを載せたハウスメーカーです。20万棟以上にシステムを導入しています。新築を考えている時に太陽光発電を導入しようと思っていたので、ハイムに決めた理由にもなるのですが。

どれくらいの発電システムを載せているの???

約5.3kWですね。家庭平均より少し多いぐらいかと。
なぜ太陽光発電を導入しようとしたのか?
新築で家を建てる場合、太陽光を載せない人もいますが、私は「載せる」を選びました。載せた方のメリットが大きいと感じたからです。
- FIT(固定価格買取制度)があるので、採算の予想がしやすい
- 将来、電力の値上げが起こる可能性が高い
- 導入コストは以前より下がっている=収益が出やすい
FIT制度の説明は後にしますが、国を挙げて再生可能エネルギーの支援があるので大きなものがあります。
日本という国の特質から見ても資源が少ないために、電力の値上げが濃厚です。世界人口も増加し資源への需要が高まる中で、石油や石炭、天然ガスなどの価格は上がると考えるのが普通だと思われます。
我が家の導入コストはどれぐらいかかった?
マイホーム、セキスイハイムに乗せられている太陽光発電システムは
総額 約200万円です!5kW分を載せているので、1kWあたり40万円ほどです。外国メーカーを使えば安くあげられると思いますが、発電効率は当然国産の方が高いです。
メーカーは京セラです!合わせて蓄電池システムも入れているので、相乗効果が期待できそうです。
太陽光発電システムにかかった約200万円をこれからの発電で取り返せるのでしょうか?
FIT制度とはどのようなしくみなのか?
太陽光発電を考える上で、必ず押さえないといけないのが「FIT制度」です。固定価格買取制度とも言われるものですが、簡単に言えば…

国が買取価格と買取期間を決めるので、安心して太陽光発電を入れてください!というしくみです。
設置するシステムの大きさによって買取期間は異なります。
10kW未満なら10年間 10kW以上は20年間
買取価格は発電し始めた年によって違います。1年目の価格で買取期間中はずっと買い取ってもらえます。我が家は3年前に始めたので、1kWhあたり26円で買い取ってもらえます!
買取価格は年々下がっています。10年または20年はその価格で買い取ってもらえます。
2021年度 10kW未満は19円 10kW以上は12円です。
国は電力会社に指定した買取価格で買い取らせます。ではその費用はすべて電力会社が負担しているのか?そんなことはありません。電力会社から電気を買っている消費者が間接的に支払っています。
我が家の発電実績を発表!
月の実績と年間の実績をお知らせします
2021年4月の実績です。春は太陽光発電をする上でもっとも大切な季節です!暖かくなってくるので、エアコンもいりませんし、晴れが多く日照時間が長いからです。

グラフの青が電気を買った金額、黄色が電気を売った金額を表しています。4月はほとんど売っている方が多いですね。また1日で600円以上を発電する日もあります!
昨年からの年間の実績です。( )は昨年のものですが、大幅に収支がプラスであることが分かります。発電は夏が一番ピークを迎えるイメージですが、そうではありません。夏は雨になることも多く、気温が高いです。システム本体が高温になるのを防ぐために、わざと発電効率を下げるようになっています。

太陽光発電で元は取れるのか?
年間のグラフで売電している金額はおおよそ10万円です。導入コストが200万円だから、元を取れるのは20年後?
そうではありません。自家消費の金額を入れていないからです。
太陽光で売電する場合は、発電したものをすべて売るわけではありません。売電までの流れが下の図です。
発電をする→自家消費する(自分の家で使う)→あまった分を電力会社に売る
昼に発電して自家消費する場合、1kWhあたり20円~30円の値打ちがあります。昼間の電気代はそれぐらいの価格で売られているからです。
売電+自家消費 で太陽光発電のコストをまかなえる可能性は非常に高い!
コストに見合った見返りが期待できる太陽光発電
以上のように太陽光のコストと発電の見てきました。我が家の買取期間は10年です。その後、買取価格は下がりますが長く見積もっても20年以内に元は取れる計算です。
政治的な動向や世界的な風潮など見る必要があるでしょうが、環境問題への熱はこれからも帯びてくると思います。太陽光への施策も形は変われど続くでしょう。

新築で太陽光発電を考えるのもメリットがあるのでおすすめです。
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