ゆるく生きる?FIREがいいのか?自分らしく生きるとは

人生論

今、テレビ番組で取り上げられるほど「FIRE」(経済的自立)はムーブメントになっています。早期リタイアとも言われるこの言葉ですが、蓄財と利回りばかりが注目されていると思います。

今回は一度しかない人生を自分らしく生きるためには?というのを考えていきます。FIREは経済的な自立をすることで、お金にしばられない生活・行動をしていくことです。選択する幅が広がり、まさに「自分らしく生きる」ための選択ができるわけです。

FIREでお金のために働く必要がなくなる!

FIREとはどんな状態か?

最近耳にすることが多い「FIRE」ですが、意味は「経済的に自立ができる状態での、早期リタイアメント」です。簡単に言うと。

明日から働かなくても生きていくことができる状態。

ある程度の金融資産を持ち、運用しながら配当や分配金を手にしながら生活していく。

株式の配当で生活をしようと考えると、どれぐらいの金融資産がいるのでしょうか?

年間240万円で生活する人の場合は、その240万円を配当で用意する必要があります。配当利回りが5%だとすると、金融資産は約5,000万円ほどが必要となります!

大きな5,000万円という資金を蓄財するためには貯金より効率の良い投資を手段として取ります。減るリスクもありますが、増えるリターンもあるのです。

5,000万円を資産運用せずに貯金を切り崩していくだけなら約20年で底をつきます。しかし、資産運用を行うことで計算上は元本を減らすことなく配当金をもらい続けることができるのです!

FIREについて書かれたもっとも有名な本が↓です。FIREまでの道のりがイメージできます!

FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド

お金のために働かなくていい

人間は生活をするためにお金が必要です。働く大きな動機となっているのが、「生活費をかせぐため」です。住宅ローンのために、食費のために、教育費のために働くので嫌な事ややりたくない事も仕事でこなし、お金をかせぎます

「お金のために働かなくていい」となったらどんなことをしますか?そこに自分の生活観や人生観があると思います。

Apple社の創業者スティーブ・ジョブズがもらっていた年俸を知っていますか?

QUIZ

A. 1億ドル  B. 10億ドル  C. 1ドル

スティーブ・ジョブズに影響を与えた、学生時代の出会いとは? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
Fobesより

答えは

C.1ドルです。ジョブスはお金のために働いているのではないのですね。ではなぜ、彼は働いて世界に新しい商品やサービス、価値観を提供したのでしょうか?

そこに彼の生き方、考え方が凝縮していると思います。お金に振り回されず、自分のやりたいことをとことんやりぬく。結果として、多くの人を幸せにし世界の革新に大きな貢献をしたのでしょうね。

ジョブズの例は少し、一般的な感覚から離れてしまっていますがあなたならどうしますか?お金のために働かなくていい場合、何をしますか?そこに人生観がつまっていますよね。

ゆるく生きる=無理をせず最低限の労働で生きる

金融資産がなくても自分らしく生きる

FIREのように金融資産が多くないと、自分らしく生活をするのは無理なのか?そんなことはありません。平均的な生活を求め、そのすべてを不労所得(配当所得など)で得るには大きな資産が必要です。しかし、最低限の生活なら適度に働きながら休暇を持つこともできます。

仕事上のストレスを抱えていた時に出会った本が「年収90万円でハッピーライフ」です。しかも東京での年収90万円です(笑)作者大原さんの生きざまが現れています。「いろんな働き方・生き方がある」と体と心が楽になりました

フルタイムで働くこと=幸せではない。ぜいたく品を買うこと=幸せではない。ということが自分の中では新鮮でした。

働き方も多様 フルタイム以外もたくさんある

会社員に代表されるようにフルタイム勤務が働くことのイメージにつながっていることが多いです。しかし、今ではウーバーイーツで有名になったようにスキマ時間を生かす働き方もできます。空いた時間で必要な分だけ働くことができます。

またクラウドソーシングなどのようにパソコンとネット環境があれば、在宅での仕事もできます。自分の得意としている仕事を、必要としている人に納品できます。もちろん自分の必要としている量だけ仕事をします。

複数の仕事を合わせて行う、「複業」もあります。好きな組み合わせで、好きな分だけやることもできます。このように自分に仕事をカスタマイズできるのです!

自分らしく生きる 考えながら変化させていく

今描いている生活や生き方が30年後も同じとは限りません。社会のようすやその時の価値観によって変化することもあるでしょう。

まさに今は自分と働き方、生き方を考え歩んでいける時代だと思います。一度きりの人生だから、「今の自分はそれでいいのか?」と問いながら素敵な人生を歩んでほしいです!

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