職場でよく「貯金をしたくても貯まらない」と、相談を受けます。年収もそこそこありますが、すべてお金を使い切ってしまうようです。相談者には、その場(職場)でやってもらったことがあります。
これなら、どんな人でもお金が貯まります!貯金などは収入があれば、貯まるものではありません。まずは、支出の見直しから始め、強制貯蓄まで持っていきましょう。
貯蓄の大敵は「面倒くさい」「後でやる」
同僚から話を聞いてみると、以下の話が出ました。
- クレジットカードの請求額が毎月高額
- あったら、あるだけお金を使う
- 持っているのは給与受け取り口座のみ
同じような方はいらっしゃるでしょう?典型的なお金のたまらない行動をしています。あるだけのお金を使ってしまうのは、ストレスの解消目的であることも分かりました。

お金を使って、高級カバンを買う、洋服を買う、時計を集める、外食を繰り返すなどでストレスを発散することは一度買っただけでは終わらないことがポイントです。
カバンを買ったところでストレスが解消し続けるわけでもなく、いつかは次のカバンがほしくなるものです。もし、家計の改善や貯蓄を考えるなら他のストレス解消法も探す必要があります。
お金が貯まりずらい方の中で多いのが、面倒くさがりさんです。分かってはいるけど、なかなか実行できないのです。
そんな方には、ネット銀行を使った【強制貯蓄】をおすすめします!同僚にネット銀行の口座開設をすすめても、自宅ではやらないと思ったのでその場で開設してもらいました。
ネット銀行への【定額自動入金】で給料から天引き!
職場には、複数の銀行口座で受取をする方法があります。しかし、受取をしたい銀行に出向き、書類にサインと捺印が必要になるのでかなりの時間を必要とします。
面倒くさがりさんには、店舗へ行くことをおすすめできません。ネット銀行には【定額自動入金】サービスをしているところがあります。今回はこのサービスを使います。
給与はすべて今まで通り、全額を一つの口座で受け取ります。そこから、毎月定額をネット銀行に入金することで強制的に貯蓄する方法です。
私はネット銀行の最大手、住信SBIネット銀行をメインに使っており、定額自動入金も利用しています。一度入金の設定をすると、後にすることは何もありません。スマホを使って短時間ですることができます。
残念ながら、楽天銀行では定額自動入金は利用できません。他には、セブン銀行、イオン銀行、auじぶん銀行、ジャパンネット銀行などでサービス利用できます。
どれだけの額を天引きして貯蓄するか?それは、受取額の4分の1がいいでしょう!10%では少なすぎますし、30%ではやりくりが厳しいと思います。
例)手取り30万円 30万円×25%=約7万円!
引き出してしまいそうなら【円定期預金】を使う
手取りの4分の3で生活をしていくわけですが、はじめは厳しいと思います。お金の使い方を変えないと過ごせないからです。給料日前に、残高が少なくなると天引きしているネット銀行の口座が気になり始めます。
ネット銀行のお金を緊急事態以外で使うのは、貯蓄の失敗です。ネット銀行のお金に手を付けない方法は【円定期預金】を使うのも一つです。
住信SBIネット銀行なら定期預金すると、0.02%の金利が付きます。普通預金なら0.001%ですのでお得感も違いますね。定期預金の利点は、金利よりも手を付けずらいことです。
家計簿アプリで支出を「見える化」する
お金を使い切る人に多いのが、お金を何に使ったのか覚えていないことです。月に20万円も何に使ったの?と聞いても、「えーっと、服と靴だったかな?」とうろ覚えです。
有意義に消費できていれば、お金の使い道については覚えているはずですがそうではありません。消費で生活が豊かになっていない可能性がありますね。
家計の支出はコントロールできます。そのために支出を「見える化」する必要があります。おすすめは、家計簿アプリを使うことです。
- 口座やクレカと紐づけすれば自動でデータをまとめてくれる
- 情報をグラフ化してくれるので直感的に分かる
- レシートを撮影するだけでデータ入力ができる
アプリで有名で利用者が多いのが、マネーフォワードMEです。私も愛用していますが無料版でも高機能で非常に使いやすいです。
お金を貯めるには、少しだけ行動を変える
今回はネット銀行を使った【強制貯蓄法】を紹介しました。ネット銀行の定額自動入金サービスを使うことで、天引き貯蓄が可能です。ネットバンクを作って、設定するだけで貯金が始まります。
少しの変化があるだけで、のちのち大きな変化が生まれることでしょう!”少しだけ”には大きな力があるのですね。
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