ハイテク株の成長性+高配当株の安定性=これからの定番!
現在、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で世界株式が下落しています。VTは1株100ドルを下回っています。加えて、各国の政策金利が上昇しており株式が落ち込むところもあります。
【VT】SBI・Vシリーズの「全世界株式」が動き出しました!
そんな中「ん?」ハイテク株は下がっているが、高配当株はあまり下落していないことに気づきませんか。高配当株の魅力の一つに、下げ幅がマイルドになることがあります。
今回はハイテク株と高配当株を使った資産形成術を紹介します。
NASDAQ100に代表されるハイテク株
米国に上場している株式で、情報技術セクター中心に選ばれた指数「NASDAQ100」があります。アップルやグーグル、メタやテスラ、アドビなどの構成比率が高く、ハイテク銘柄に投資をしたい人には第一の候補になるでしょう。
日本では「レバナス」と呼ばれる、レバレッジをかけたナスダック100に連動する投資信託が人気です。また米国ETF「QQQ」もナスダック100に連動している上場投信で、ともに純資産が大きいです。
ハイテク株の人気が出るのは、高い成長性が期待できるからです。コロナ社会の中で、情報端末やソフトウェア、アプリなどが大活躍し企業は収益を伸ばしました。
しかし、ハイテク銘柄は一方で政策金利の影響を受けやすいです。先端技術の開発のために、多くの資金を必要とするため借入金を抱えている企業があるためです。
ナスダック100は2021年末に16,000ドルを超えていましたが、現在は14,000ドル付近まで下落しています。
世界情勢に振り回されない高配当株
日本や米国などで高配当を出す企業は多いです。ほとんどは、成熟企業であり大きな成長は期待できませんが安定した収益を期待できます。例えばコカ・コーラは多くのファンを抱え、不景気になったからと言って大きく収益が落ちることはありません。
米国ETFには高配当銘柄を集めたものがあります。有名なところで、「VYM」「HDV」「SPYD」などがあります。配当利回りは3~5%と高配当であり、収益も安定しているため株価は落ち着いています。
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)のリンクを下に貼っています。1株100ドルほどですが、チャートは右肩上がりになっています。世界情勢に負けず右肩上がりです。
組み合わせることで安定した資産形成ができる!
組み合わせのパターン①
米国ETFで組み合わせる QQQ+HDVやVYM、VGT+VIG
組み合わせのパターン①
個別銘柄で組み合わせる Apple、tesla、Google+Microsoft、Coca-Cola、AT&T、Pfizer
どんな景気にも収益を求めたい方におすすめ!
ハイテク株と高配当株を組み合わせることで、成長性と安定性を合わせ持つことができます!長期運用できない方や株価に振り回されたくない方にはオススメのポートフォリオです。
投資をはじめると、資産の構成に悩むものです。今回はその考えの1つを紹介してみました!
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