クレジットカード決済で投資信託(ファンド)を買い付けるのは、投資の初心者から上級者までおすすめできます!クレカ投信積立の一番のメリットは「ポイントがつき、手間がかからないこと」です。
証券会社はクレジットカード会社と提携することで「クレカ投信積立」ができます。最近は各社、特色あるサービスを展開しています。いくつかのクレカと証券会社の組み合わせを紹介します。
主なクレジットカードと証券会社の組み合わせ
楽天カード×楽天証券
日本でもっとも普及しているクレカ「楽天カード」は、国内でも早くからクレカ積立サービスを始めました。1%のポイント還元が売りで証券口座数を爆発的に伸ばしています。2022年9月から0.2%に下がりますが、それでも口座数は増えています。
投資人口を増やした「投資ブームの火付け役」と言っても良いでしょう。楽天カードを持っていれば、証券口座をつくるだけで投資ができます。初心者の方でも、使いやすいサイト設計がされているのがうれしいです。
楽天銀行のマネーブリッジを使うと普通預金金利が0.1%になります(300万円まで)。楽天証券と銀行の口座を紐付けるだけで、高金利の預金ができます!
三井住友カード×SBI証券
楽天証券と並ぶネット証券の巨人「SBI証券」が、三井住友FGと提携ししてクレカ投資を実現させました。現在、ポイント付与率やサービス面で楽天を一歩リードしています。楽天とSBIで迷うなら、SBIにするのがおすすめ!
楽天はクレカポイント0.2%還元ですが、三井住友は0.5%~2.0%がもらえます。カードのステータスで付与率が違います。スタンダードで0.5%、ゴールドで1.0%です。私はゴールドで積立しています!
SBI独特のサービスが「投信マイレージ」です。投信の残高に応じて毎月ポイントがもらえるものです。投信版の普通預金のようなもの!?利率は悪くないので、長期投資をすると効果が実感できるでしょう。
また「SBI・Vシリーズ」という超低コストファンドを買うことができます。おそらく国内で最安値の信託報酬です。
マネックスカード×マネックス証券
マネックス証券はネット三大証券の1つで、マネックスグループのサービスを受けられます。暗号資産の取引所「コインチェック」は有名ですね。暗号資産に投資をしている方はマネックスもありです。
ポイント還元率は1.1%と、大手の中でも最も高いです。マネックスカードの年会費実質無料になる、高還元率のクレカです。貯めたポイントで暗号資産を買い付けることができます。マネックスグループの強さを生かしています。
ポイント重視や暗号資産に投資している方は、マネックスの組み合わせを選びましょう。
auPayカード×auカブコム証券
auPayカードはキャンペーンの特典がすごい!auユーザーやPontaポイントを貯めている方におすすめ。通信キャリアをauにして、クレカ投信積立をするとポイントが大幅に上がる特典があります。
auカブコム証券は三菱UFJグループの1つで、ブランド力があります。旧カブドットコム証券であり、昔から根強いファンが多いです。
7月下旬に「auAM ナスダック100レバレッジ」というすごい商品が販売されます!通称「auレバナス」です。SNSやネット民の間で人気が出ているレバナスの新作です。auの組み合わせなら、レバナスにコストを抑えながら投資をすることが可能です。
カードの還元率1.0%で、楽天やSBIより高いです。クレカ発行枚数や証券口座数では二社に大きく負けていますが、サービス面はとても充実しています。
エポスカード×tsumiki証券
エポスカードは丸井グループの子会社が発行するものです。若者に人気の百貨店「マルイ」を使う方には馴染みのカードです。
tsumiki証券は投資ビギナー向けに特化しています。これから投資を始めたい若者にピッタリです。買えるファンドは厳選された5本で、サイトがシンプルに洗練されています。
積立をしている年数によりポイント還元率がアップ(最大0.5%)します。1年目は0.1%、5年目以降は0.5%と1年ごとに0.1%上がっていきます。
タカシマヤカード×SBI証券
タカシマヤカードでSBI証券の投信が買えます。都市部を中心に展開する百貨店「高島屋」が発行するクレカです。SBI証券が取り扱っている投信は業界でも多いので、商品選びで困ることはなさそう。
ポイントはタカシマヤポイントが貯まり、高島屋、高島屋オンラインで使えます(2000pごと)。投資を始めて1年目は0.1%、3年目は0.2%、5年目は0.3%がポイント還元されます。
クレカ投信積立の組み合わせは生活スタイルで選ぶ
今回はクレカ投信積立ができる組み合わせを、いくつか紹介しました。今持っているクレカで選ぶ、ポイントで選ぶ、特典で選ぶなどさまざまな選び方があります。
ぜひおすすめなのが、自分の生活スタイルで選ぶことです。新しいクレカが増えると、管理できる人とできない人が出てきます。
管理ができるなら新しくクレカを発行してもいいですが、面倒なら今持っている楽天カード?三井住友カード?で投資を始めましょう。
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