投資を始める方で、投資信託や債券などを検討する人が多いでしょう。私も月3万円を投資信託の積立でスタートさせ、現在に至っています。
でも、投資信託は銀行や郵便局の窓口で買ってはいけません!同じ内容の投資信託(ファンド)でも、買ったところ(販売会社)により手数料が異なります。10年や20年の長期投資をすると、その手数料がリターン(運用益)に大きな影響を与えます。
今回はなぜ投資信託などを、銀行の窓口で買ってはいけないのか?を解説していきます。積極的に銀行が金融商品を販売しているのか、理由が分かります。
ギフトはおまかせ!【サンクゼール&久世福商店オンラインショップ】投資信託と手数料のしくみ
投資を始めるには、投資先が分散されている投資信託が最適!と聞いた人も多いはず。「投資信託」は複数の株式や債券、不動産証券などを組み合わせて、発行している金融商品です。最低100円~投資ができるなど、投資家にとっては便利な存在です。
しかし、投資信託は2,000本と多数存在し、投資先や手数料が全く異なります。資産形成をしていく上で、手数料をどれだけ抑えられるかがポイントになります。
注目すべきは「信託報酬(運用管理費用)」です。このコストは、販売会社・運用会社・信託会社が分け合います。投資家が売却しない限り、ずっと発生する手数料です。
銀行が販売すると、買った投資家が持っている限り販売会社(銀行)が手数料を得ます。国内で人気の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」では、販売会社に年率0.75%の手数料が入ります。100万円の投信を販売するとしたら、毎年7,500円が手数料となります。
銀行(販売会社)にとっては大きな手数料ビジネスとなるのが、投資信託の販売です。
銀行の投資信託ランキング
銀行が販売している投資信託には、手数料が高いものが多いです。りそな銀行の投資信託ランキングを見ると、ネットで人気の投資信託(インデックスファンド)は少ないです。
1位 | 日経225ノーロードオープン | 0.55% |
2位 | 【愛称:みらい定期便】アムンディ・サステナブル・インカム・ファンド | 1.58% |
3位 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | 1.727% |
4位 | 【愛称:R246(安定成長型)】りそなラップ型ファンド(安定成長型) | 1.1% |
5位 | ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) | 1.672% |
6位 | 【愛称:R246(成長型)】りそなラップ型ファンド(成長型) | 1.21% |
7位 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) | 1.727% |
8位 | アムンディ・りそな米国ハイ・イールド債券ファンド(米ドルコース) | 1.598% |
9位 | 【愛称:R246(安定型)】りそなラップ型ファンド(安定型) | 0.66% |
10位 | One 日本株ダブル・ベアファンド | 0.935% |
手数料が高い方が、高いリターンを得られる!ということはありません。銘柄の選定や企業分析に時間をかけたからと言って、リターンが高くなるとは必ずしも言えません。
Xserverドメインリターンの予測はできませんが、コストの把握は可能です。コストを抑えて運用していくのは、投資の大原則です!
投資家には資産を増やしやすい環境がある!
現在、投資家には資産を増やしやすい環境が整っています。ネット証券の登場により、証券口座を数日で開設ができ、売買手数料がほぼかかりません。
また証券会社系の運用会社が低コストの投資信託を設計・運用します。楽天系やSBI系では、楽天全米株式やSBI・Vシリーズなどとても低コストな商品が出ています。
ファンドマネージャーが銘柄を分析・選定しているアクティブファンドは、機械的に銘柄を選んだパッシブファンドに勝てないことが科学的に証明されています。
限られた少数の銘柄に投資するより、市場全体(国内全体や米国全体、全世界など)に長期投資する方がパフォーマンスはよくなります。
現在は資産形成を行う上で、投資家によっては絶好の環境が整っているわけです。高い手数料を払って、銀行で投資信託を選ぶ必要性は見た当たりません。
自分で少し投資の勉強をして、ネット証券で投資を始める!
書籍やYouTubeなど投資に関する勉強できる教材は、ちまたにあふれています。体系的に学ぶなら書籍をおすすめします。
少し学んでネットで簡単に、投資を始めることができるのだから、わざわざ銀行に頼る必要はなしです!
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