【住宅ローン】これからも変動金利がメインになる?固定金利を選ぶと損をする?

住宅

アメリカの政策金利は急上昇しており、世界中の資金がドルに向かっています。そのためドル高円安が止まりません。緩和政策を進める日本銀行ですが、日本も金利を上げると予想する人もいます

日本で金利が上がると一番の影響を受けるのは「住宅ローン」です。政策金利は、変動金利を決めるものなので家計への影響大です!

今回は今後の住宅ローンはどうしていけばいいのか?今からできる対策と考えは?などを書いていきます。

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政策金利の上昇=変動金利の上昇!

世界各国が政策金利を上げている中で、日本は金利を上げようとしていません。それはなぜか?

日本では住宅ローンや国債などで、家計や企業、政府が借り入れをしているからです。住宅と言えば「35年ローン」のイメージがあるように、借り入れはよくあることです。

政策金利を上げると払う利子の額は増え、消費が減るために経済を停滞させてしまいます。日本の住宅ローンを使用している人の半数は「変動金利タイプ」を使っていると言われています。

住宅ローンの借り換えはモゲチェック

住宅ローンの変動金利タイプは、政策金利を基準とします。「政策金利の上昇=変動金利の上昇」です。

auじぶん銀行の変動金利は業界最安値級

現在、変動金利タイプの金利は0.4%~となっており、低金利が選ばれる理由の一つとなっています。ネット銀行や都市銀行の住宅ローンプランが比較的安くなっています。

固定金利の割高金利は手数料?

固定金利は、日本国債10年物の金利を基準に決まります。現在、1.2%~と変動金利と比べプラス0.8%~1.0%ほど高くなっています。

5,000万円を35年返済すると仮定して、0.4%の金利なら月12万7千円ほどになります。これが1.4%の金利だと月15万円ほどになります。その差額は月2万3千円になります。35年続きます。

この2万3千円の差をどう考えるか?です。月2万円は家計にとって大きな差です。

考え方によっては「手数料」と捉えることができます。金利上昇に対しての保険のようなものと、割り切れるのであれば固定金利タイプは選ぶ意義はあります。

将来の金利動向は誰にも分かりません。上がるのか上がらないのか、上がるならばどのくらい上がるのか。途中で下がるのかすら分かりません。変動金利は月2回、金利の見直しがあります。市場の動きは家計を直撃します。

上のグラフは米国の30年物住宅ローン(固定金利)の平均金利です。2022年10月に平均金利は6%を超えました。2020年後半は平均3%ほどが、2年後には6%に急上昇しました。それほど政策金利は住宅ローンに大きな影響を与えます。

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結論:リスクを取りたくないなら「固定金利」

金利が1%上昇しただけで月の支払額は2万円増えます。これからはどうなるか分かりませんが、変動金利は金利の天井がありません。どこまで金利が上がるのか分かりません。

現在は変動と固定の金利差は1%ほどですが、見方によってはそれほど開いていないと見ることができます。支払総額が想定外に増えるというリスクを取りたくないなら「固定金利」を選ぶのが賢明でしょう。

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