2023年3月~4月は新しいファンドが多く設定されます。テーマや資産クラスを絞ったファンドやインデックスファンドが登場します。インデックスファンドで後から登場するものは、低コストに抑えないと買付してもらえないのコスト面が優秀です。
今回は2023年3月に新設される注目のインデックスファンドを紹介します。
主な注目ファンド
たわらノーロード S&P500
インデックスファンドの中で最も注目度が高いのが「たわらノーロード S&P500」です!インデックスの王様S&P500に連動する、業界最安値のファンドになります。
信託報酬は0.09372%(年率)で0.1%未満となっています。米国株S&P500に連動するファンドは、多くeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500インデックスファンドは0.0968%でした。明らかに2つのファンドを意識した信託報酬の設定となっています。
また「たわらノーロード」シリーズは、他ファンドの信託報酬を一斉に下げます。新興国株やバランス型のコストが大きく下がっています!
ニッセイNASDAQ100、SOX(米国半導体)インデックス
ニッセイは<購入・換金手数料なし>シリーズを出しており、日経やTOPIX、外国株(先進国)に連動するものが良く売れています。
シリーズにNASDAQ100が加わります。昨年は大きく値を落としましたが、金利上昇のめどが付き今後NASDAQ100は盛り返すと見ています。信託報酬は0.2035%と業界最安値です!0.4%台が多い中、群を抜いて安いです。
eMAXIS NASDAQ100インデックスは0.44%、PayPay投信NASDAQ100インデックスは0.42%、iFreeNEXTNASDAQ100インデックスは0.50%、日興のインデックスファンドNASDAQ100は0.48%となっています。
また、SOX(米国半導体)インデックスも新規設定されます。その名の通り「SOX指数」に連動するファンドになります。NASDAQ100は有名ですが、SOX指数を知っている方はベテラン投資家?
半導体関連は一般的に、好景気で特に好調と言われています。コロナ禍で生産ラインが滞り、物価上昇の原因となったこともありますが、今後は需要に生産が追いついていく見通しです。
信託報酬は年率0.1815%と格安です。SOX指数に連動するインデックスファンドは、少ないので貴重なファンドです!現在、ETF(上場投信)を除くとSOXに連動している唯一のファンドのようです。
NZAM・ベータシリーズに加わるファンド
米国株ファンド「おおぶね」で有名な農林中金系ファンドはNZAM・ベータシリーズを出しています。レバレッジをかけるファンドもあり、コストが抑えられています。
先進国株式に連動するファンドは信託報酬が低めです。また先進国2資産は、株式とREITを同じ比率構成さえるバランス型ファンドです。
関連記事:【投信の取説】メディアで注目される「おおぶね」シリーズとはどんなファンドなのか?
ファンド名 | 信託報酬 | 主な特色 |
NZAM・ベータ 先進国REIT | 0.25% | 日本を除く先進国の不動団投信へ投資 |
NZAM・ベータ 先進国株式 | 0.20% | 日本を除く先進国株へ投資 |
NZAM・ベータ 先進国2資産(株式+REIT) | 0.22% | 上記の2つが50%ずつ |
NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル(NASDAQ100) | 0.80% | NASDAQ100指数の2倍値動きする |
NZAM・レバレッジ 中国株式2倍ブル | 0.80% | 中国株価指数先物で運用(ヘッジあり) |
NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル | 0.80% | インド株価指数先物で運用(ヘッジあり) |
NZAM・レバレッジ米国株式2倍ブル(NASDAQ100)の信託報酬は、0.80%と低コストです!「レバナス」でもっとも有名な、iFreeレバレッジ NASDAQ100のコストは0.99%なので優秀です。
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