【日本株】SBI証券は「日株積立」を開始!1株からほっからかしで積立が可能に

資産運用

2024年8月31日からSBI証券は日本株積立サービス「日株積立」をはじめました。SBIグループはSBIネオモバイル証券で、1株から日本株積立できるサービスを行っており投資家に人気がありました。ネオモバはSBI証券に経営統合され、今回の日株積立は後継サービスです。

ネオモバを使って高配当株を積み立てていました。今回は日本株を積み立てるメリットも紹介していきます。

「日株積立」の主な内容

基本情報

注文方法成行注文のみ
積立方法株式指定…1株から 金額指定…1,000円以上500円単位
買付日毎週(曜日)指定、毎月、複数日(最大5日)指定
利用可能ポイントVポイント、Pontaポイント
手数料無料
預かり区分特定口座、一般口座、NISA口座(成長投資枠)

ネオモバとSBIの「日株積立」の違い

一番の違いは、購入(積立設定)がSBIの方が少し複雑なことです。SBI証券のサイトにログインして、投信や米国株等の銘柄を選び買付するのと同じ作業が必要です。

ネオモバではスマホでの操作に特化していたので、タップ数は2~3回ほどで積立やスポット投資(一括投資)が可能でした。設定入力する項目は、買付日・預かり区分・積立金額や株式数と多く、投資初心者の方にとってはやや戸惑うものでしょう。

以下、SBI証券の「設定方法」から解説を引用しています。

投資信託ではなく日本株を積み立てるメリット!

株主優待が受けられる!株主総会にも出れる

株式は一定の株を保有すると株主優待を受けられます。米国株にはない日本独自の制度で、投資家に人気のある制度です。

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電子マネーや商品券、カタログギフトなど多岐に渡る株主優待。もらうことで投資への意欲がさらに興ります。投資信託では売却しない限り、現金化はされないために生活は変化しません。その点、個別株なら投資で生活の変化が実感できます。

また議決権を満たす株数を持つと、株主総会にも出席できます。

コツコツ買いながら大きなリターンを狙える!

個別株の魅力の一つは投資信託にはない、大きなリターンを狙えることです。投資信託は複数の銘柄が含まれているために、安定力はありますが高い値上がりは見込みずらいです。

当然リスクは上がりますが、個別株ではリターンが狙えます。複数の銘柄を毎月、積み立てて利益を取りに行く戦略も有効です。

為替の影響を直接受けない!安定した配当収入

株式からの配当金を生活費に充てている方は、収入の見通しが立てられるかは大きな問題です。昨今では米国株投資が流行っており、高配当株からドルを得る人もいます。

しかし、7月に1ドル=160円だったのが9月20日現在では143円と乱高下を繰り返しています。それに伴い配当をドルで受け取り、日本で生活する人が受け取る「円」は減ります。為替は誰にも読めないため、所得の予測はできません。

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一方、日本株から配当をもらう場合は予測が可能です。将来の株価や企業の収益を当てるのは無理ですが、配当金の見込みは大きくずれません。企業は減配(配当金を減らす)は株価に大きな影響を与えるため、配当額を維持しやすいです。

SBI証券でも「日株積立」で日本株を積立できる!

8月31日からSBI証券で日本株積立サービスがはじまりました。楽天証券ではすでに、同種サービスがはじまっており並ぶ形です。ネット二大証券会社はどちらを選んでも大差がなくなりました。

近年の為替相場は大きく変動しており、投資に対するストレスを減らすためにも日本株投資は役立ちます。自分によいスタイルを見つけて、長く株式市場に居続けましょう!

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