【楽天高配当】シュワブ米国配当株式ETFに投資できる!楽天SCHDは100億円突破!

資産運用

2024年9月18日に楽天投信投資顧問は「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」の設定をはじめました。ネットでは「VYMよりリターンが良い!」「S&P500に負けないインデックス!」と話題になっています。

米国ETF「SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)」に投資をする投資信託ですが、そのETFは日本で有名ではありません。それもそのはず、日本の証券会社ではSCHDを買うことはできないからです。

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今回は注目の投資信託「楽天・高配当株式・米国ファンド」(楽天SCHD)の中身を見ながら、代表的な高配当株ETFとの比較を行います。

楽天SCHDはどんな高配当ファンド?

楽天SCHDの主な特色

ファンド名楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
連動指数ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス
決算月毎年2月、5月、8月、11月の各25日
運用管理費(信託報酬等)0.192%(税込)程度
設定日2024年9月18日
運用会社楽天投信投資顧問

ダウ・ジョーンズUSディビデンド100とはどんな指数?

高配当系ETFで有名なのはVYMやHDV、SPYDです。それぞれ連動する指数は、FTSEハイディビデンド・イールド指数、モーニングスター配当フォーカス指数、S&P500ハイディビデント指数です。

楽天SCHDが連動するダウ・ジョーンズUSディビデンド100は10年以上、配当を続けている銘柄約100で構成されています。近年、9兆円以上の資産を集めている米国ETFのSCHDは世界中で大人気です。2011年10月20日に設定され、比較的若いETFですが大きな純資産額を誇っています。

構成銘柄は100ですが、上位10銘柄で40%以上を占めています。日本で高配当米国株として人気の銘柄が多いです。

ホーム・デポ4.26%ホームセンター
ベライゾン・コミュニケーション4.21%通信技術
シスコムシステムズ4.15%情報技術
ブラックロック4.15%資産運用
テキサス・インスツルメンツ3.99%半導体
ファイザー3.98%医薬品
シェブロン3.98%資源エネルギー
ブリストル マイヤーズ スクイブ3.96%医薬品
ロッキード・マーチン3.94%航空、宇宙、電気通信
コカ・コーラ3.85%清涼飲料

楽天SCHDはなぜ100億円の資金を集められたのか?

販売開始から7日間で100億円を突破!

販売前から注目が集まり、販売開始とともに資金が集まり、純資産は100億円を超えました。注目をあびるファンドや株式はこれまでもありましたが、短期間に多くの資金を集めることは珍しいケースです。

なぜそれほど「楽天SCHD」が資金を集めたのか解説していきます。

S&P500、VYMと比較してみる

下のチャートはyahoo!finance(US版)で、SCHDとSP500、VYM(高配当株ETFの代表格)のチャートを比べたものです。5年でのリターンはVYMよりプラス10%高いです。利回りに換算すると2%と大きな差が開いています。

5年後のリターンでSP500に負けていますが、注目すべきは下落局面でSCHDが逆転していることです。2022年はSP500とSCHDのチャートは差がなくなり、23年の始めはSCHDがアウトパフォームしています。

安定力を期待しながら、値上がり益や高利回りが期待できます!

米国ETF「SCHD」は日本の証券会社では買えない

ネット証券で米国ETFを取り扱っているSBI証券では、外国ETFは131種類です。しかし、SCHDはナインナップに入っておらず買うことができません。

現在、日本でSCHDに投資をできるのは楽天証券が販売している「楽天・高配当株式・米国ファンド」を買って間接的に保有する方法のみです。

久々に有望なファンドが登場してきた!

今回は「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」の解説をしました。短期で100億円の資産を集める、投資家に選ばれる理由がありました。

SP500ファンドやオルカンのファンドをメインに、楽天SCHDを買ってもいいし、楽天SCHD単体でも資産形成が可能です。

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