みなさんはJAや農協をご存じですか?都市部に住んでいる人は聞いたことがないかもしれません。私は農業を営んでいませんが、農協の組合員です。それは、農協(JAバンク)で住宅ローンのお世話になっているからです。
組合員になるには農協に「出資金」をおさめないといけません。企業で言う株式のようなものです。出資金に対して配当が支払われます。私の場合は、年率3%の配当が毎年支払われています!しかも出資金は値動きすることなく、ほぼ元本保証されています。
今回はお得なJAへの出資金を紹介するとともに、メリット・デメリットに触れていきます。大きな額を投資に回すのは無理な方や安定した運用益を狙いたい方にはおすすめです!
あなたの趣味や生活に役立つ情報も【スマートニュース】農業協同組合・JAとは何か?
地方で育った方なら、農協は地域に密着しているので知っている方も多いでしょう。農家との関わりはもちろん、銀行や共済、スーパーなど多角的に事業をしているので生活を支えている事業者の1つです。
もちろん農協を脱退する時は出資金の全額が還元されますので、安心してください。また出資金は株価と違い、値動きはしません。
ためて、ふやして、進化する。ひふみ投信出資金の配当金は高利回り!債券よりも安定している
農協も株式会社のように株主総会のようなものが開かれます。総代会と言われますが、そこで配当金の決議も行われます。企業の株主総会と同じ、6月に行われます。
所属している地域の農協では、出資配当金は、年率3.0%で計算されています。国内株式の平均利回りが4%ほどと言われている中で、高いです。農協がつぶれない限り出資金は元本保証されるので、この3%がいかに高いかお分かりいただけると思います。
農協への出資金をポートフェリオに加える
出資金には上限があるため、あまり資金を出せませんが高利回りは魅力です。仮に10万円を出資し年利3.0%で10年持ち続けると…
100,000円×3%×10年=30,000円!
ちなみに家族がそれぞれ組合員になることができるので、5人家族なら…
100,000円×3%×10年×5人=150,000円!
1人あたりの出資額は少ないですが、家族の人数が多いとそれなりの出資額と配当金になります!配当金の年率はつねに3%とは限りませんが、銀行の定期預金に比べれば圧倒的に高利回りです。
農協の出資額の上限は本当にさまざまです。1,000万円が上限のところもあれば10万円のところもあります。お近くの農協に確認してましょう!
最新コミックも600円分無料で読める<U-NEXT>農協に出資することのデメリット
当然、農協への出資にデメリットもあります。
- 脱退してもすぐに出資金は戻らない
農協によっては、年度末にならないと還付されないところがあります。4月に脱退の申請をしても、3月末まで出資金が戻ってこないこともあります。 - キャピタルゲインは狙えない
出資金の額は値動きせず、つねに一定です。そのため株式のような短期売買には向いていません。インカムゲインをえたい人向けです。 - 農協が破綻すると出資金は戻らない
株式会社の株式と同様で、破綻した場合は出資金が戻りません。脱退するなら返金されます。
ほぼ元本保証+高利回り!これが農協への出資金
地域の農協によって出資金の上限や年率は大きくことなります。調べてみていい条件がならば、出資を考えてみるのもいいかもしれません。
高利回りで運用ができるかもしれません。
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