スマートフォンで簡単に株式の買付ができる証券会社のサービスを「スマホ証券」と呼び、今人気です。スマホでの操作のため買付や売却がシンプルで、株式は単元未満株を買付できるので少額からの投資ができるので投資初心者に向いています。
今回はスマホ証券の中でも特に人気があるものを紹介し、それぞれの特色を書いていきます。SBIネオモバイル証券は口座数で特に飛びぬけていますが、他社で勝てるものはあるのでしょうか?
スマホ証券厳選5社!
LINE証券
スマホを持っている人のほとんどは無料通信アプリ「LINE」を使っています。そのLINEアプリからLINE証券へアクセスし、簡単に株式や投資信託の買い付けができます。
- 1株から取引ができる(いちかぶ)
- いちかぶ取引のコストは0.2%~1.0%で買付する銘柄による
- 株やETF、REIT、投資信託の買い付けができる
- LINEPayやLINEポイントが使える
日興フロッギー
SMBC日興証券のアプリで、ブログ記事と投資が1つになっているものです。調べながら投資をすることが多いので、学びながら投資ができます。個性と強いスマホ証券です。
- 1株単位ではなく100円からの金額単位で株が買える
- 100万円までは買い手数料は無料、売り手数料は0.5%
- 株、ETF、REITが購入できる
- NISA口座を利用できる
- dポイントがたまる、使える
PayPay証券
ソフトバンクグループのスマホ証券です。スマホの簡単な操作で買付や売却ができます。初心者の方にはうれしい疑似投資体験や参考となるアドバイスが充実しています。
- 1,000円から金額指定で株の買付ができます
- 日本株や米国株、ETFなどへの投資ができます
- 買付手数料は0.5%です
- 決済アプリのPayPayボーナスを運用できます
CONNECT
大和証券グループのスマホ証券です。シンプルで操作がしやすく、株式や投資信託、IPO(新規公開株)など幅広く投資ができます。
- 1株から買付ができます(ひな株)
- ひな株の買付手数料は0.5%、投資信託は無料です
- NISA口座が利用できる
- 100円の積立ができる、まいにち投信がある
SBIネオモバイル証券
スマホ証券の代表的な存在です。スマホアプリに特化した証券会社で急速に口座数を伸ばしました。SBIグループで関連会社との利便性もいいです。
- 1株から株式の買い付けができる(S株)
- 買付手数料は無料
- 月に利用料が220円かかる(50万円以下の買付)
- 毎月Tポイントが200ポイント付与される
スマホ証券の選び方は?何を基準にして選ぶ?
手軽に取引ができるスマホ証券で有名なもので、5社あります。その中から選ぶポイントは何でしょうか?ネットなどで検索し調べることは簡単ですが、選ぶのが一番難しいと思います。
NISA口座を利用するか
NISAとは「少額投資非課税制度」のことです。一定期間に出た運用益に対して税金がかかりません。
スマホ証券で利用できる会社は限られています。NISAは1人につき、1口座しか持つことができませんので慎重に選びましょう。1つの証券口座しか持たない予定ならばNISA口座を利用できるものを選びましょう。
1株単位か金額単位か
単元未満株で株式を買付ができる場合、1株単位か金額単位になります。1株単位で買い付ける場合は購入額がどうしても端数になります。金額単位の場合は1,000円なら1,000円の購入となり管理がしやすいです。しかし、手数料が高くなりがちなので注意しましょう。
株式の取り扱い数、投資信託を買えるか
個別株の買える銘柄数も各社によって大きく異なります。大企業に投資するならどの会社でも買えますが、小型株は扱っていないところもあるでしょう。
投資信託は投資初心者にはおすすめです。数多くの株式に投資をするスタイルが投資信託なので、リスクを下げながら全体に投資することができます。
共通ポイントをつかうか
スマホ証券は共通ポイントとタイアップしていることが多いです。Tポイントやdポイント、pontaポイントなど自分が使っているポイントと組み合わせて証券会社を選ぶ方法もあります。
少額からはじめることで学ぶことが多い
少額から投資をはじめるのはよい機会です。少額であるから、万が一損失を受けても小さくて済みます。また少額で投資をするのも、大きな額で投資をするのも学ぶことはそれほど変わりません。
自分には投資は向いていないなと感じても、少額ならやめることも可能です。迷っているならまずはやってみることをおすすめします!
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