【投信運用】楽天証券は投信残高プログラムを復活させる!限定2本のファンドでPtが貯まる

資産運用

ネット上では楽天証券からSBI証券にNISA口座を変更する動きが…でもちょっと待って!

楽天証券は投信の残高に応じて楽天ポイントが貯まるプログラムを再開させます。「楽天改悪」がこれまで続いてましたが、「楽天改善」です!

関連記事:【新NISA戦略】NISA口座を他の金融機関を変更する方法とおすすめする証券会社

ファンドは楽天系の米国株と全世界株が対象

対象ファンドは2本とも低コスト

対象となるファンドは楽天投信投資顧問が運用する、以下の2本。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(信託報酬率:0.05775%)
楽天・S&P500インデックス・ファンド(信託報酬率:0.09372%)

先日、楽天から2本のファンドがシリーズに加わり人気のあるラインナップとなりました。その2本が残高プログラムの対象です。

その名の通り、投信を持っているだけでポイントが毎月もらえるものです!ポイントで物を買ってもいいし、ポイントで投信を買ってもいいです。

楽天ポイントで投信を買う(再投資)ことで、リターンがさらに上がります。

楽天証券のキャンペーンサイト

楽天オルカンと楽天S&P500の比較

名称楽天・オールカントリ―株式
インデックス・ファンド
楽天・S&P500
インデックス・ファンド
管理費用
(年率・税込)
0.05775%0.09372%
連動指数MSCI オールカントリー
ワールド・インデックス (円換算ベース)
S&P500インデックス
(円換算ベース)
ポイント還元率
(年率)
0.0175%0.0341%

新ファンドの解説記事を書いています。詳細は以下のリンクをご覧ください。
https://tokaneo.com/2023/10/07/post-3225/

楽天証券は新NISA対決で投資家を取り込みたい

低コストインデックスファンドを、ポイント還元の対象にして楽天証券はもうかるのか?と疑問に思われる方もいるでしょう。今回の投信残高プログラムを導入したのは、

  • SBI証券、松井証券の保有プログラムに対抗
  • 楽天ユーザーにはeMAXIS Slimではなく、楽天ファンドを選んでほしい
  • 楽天グループ全体でもうける

ネット証券ではSBIや松井が投信保有プログラムで先行しています。投信の銘柄によりますが、松井証券では最大1%のポイントが還元されます。楽天は他社に並ぶ形になりました。

楽天証券は対象プログラムを2本に限定することで、楽天系ファンドに資金を集めたいです。eMAXIS Slimのインデックスファンドを選ぶ人が大半の中で、自社製のファンドを選んでほしいのです。

楽天証券とSBI証券のどちらが良い?

悩ましい証券会社選び

ネット証券で比較されることが多い、楽天証券とSBI証券。投信はクレジットカードで決済ができるので、ポイントを買う時にも得られます。

今回は、オルカンを買い付けて運用する形でどのような差ができるのか考えていきます。

楽天証券SBI証券
買うファンド楽天・オールカントリ―株式
インデックス・ファンド
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
信託報酬0.05775%0.05775%
クレカポイント
還元率
0.5% 楽天カード0.5% 三井住友カード
保有ポイント
還元率
0.0175%
投信残高プログラム
0.0175%
投信マイレージサービス

結論両社に差はなし!楽天は楽天・オルカンのみ、本家オルカンを買うならSBIを!

楽天オルカンを楽天カードで積み立てると

毎月、5万円の楽天オルカンを楽天カードで積み立てるとどれぐらいのポイントがもらえるのか?

(買付)5万円×0.005×12=3,000ポイント
(保有)1か月目5万円×0.0175%÷12+…12カ月目60万円×0.0175%÷12
56.875ポイント付与!

合計 3,056ポイント 

保有残高が小さいうちはポイントは少ないです。しかし、積立に時間をかけ資産額を大きくするとポイントも大きくなります。

新NISAの非課税枠の上限である1,800万円を保有したと考えると、
1,800万円×0.0175%=3150ポイントが毎年付与されます。

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