2024年から新NISAがはじまります!24年度にNISA口座を他社に変更したい場合は、10月から手続きが可能です。変更には時間が必要なので、希望する人は手順等を確認しましょう。
金融機関選びは、扱っている商品の多さ・売買手数料の低さ・使いやすさを中心に行いましょう。資産形成は長期に渡るため、コストも手間もあまりかけない方がいいです。
NISAの金融機関を変更する手順
現在使っている金融機関で書類をもらう
必要は書類は「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」です。
現在、NISA口座を開いている金融機関から口座を停止した旨の書類を出してもらいます。証明書のような類なので、これがないとつぎの手続きができません。
変更先の金融機関でNISA口座申込の書類をもらう
NISAを新たにつくりたい金融機関で申込用紙を請求します。オンラインで申し込んでも書類を返送する必要があるため、WEB上で申し込みを完了することはできません。
下の申込用紙はSMBC日興証券のウェブから引用したものです。書類の記入は簡単で氏名などを書くだけです。
配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」を必ず選びましょう!
それ以外の方式を選択するとNISA口座なのに課税されてしまいます…

必要書類をまとめて変更先の金融機関へ郵送する
主な書類は3点、
①「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」
②NISA口座申込書
③マイナンバーを確認できる書類の写し(および本人確認書類)
※マイナンバーは変更先の金融機関に登録している場合は不要

金融機関によっては返信用封筒が同封されていたり、ウェブから宛先をダウンロードしてプリントしたものを封筒に貼り付けます。
変更先の金融機関で変更完了のメッセージを受け取る
NISA口座の変更は税務署で確認される必要があるため、1週間から2週間が必要です。
新しい金融機関で口座の開設が完了した時、メールが送られてきたりマイページにお知らせが来たりします。

NISA口座をつくるおすすめ証券会社
NISA口座を開設できる金融機関は実に多いです。現在、つみたてNISAを扱っている機関は600社を超えます。証券会社をはじめ、農協、信金、銀行、生保、労金など業種は多様です。
その中でおすすめするのは「証券会社」です。餅屋は餅屋です。
- 投信やETF、個別株の手数料が無料
証券会社は競争が激しく、売買手数料や口座手数料は無料です。積立する場合は買付する回数が多くなるので、有料だとコストがかさみます。 - 銀行口座引き落とし・クレカ決済など選択できる
証券口座にお金を入れていなくても、銀行から引き落とせたりクレジットカードで投信を買えたりできます。口座に毎回入金するのは手間がかかり、長続きしません。 - 投資信託や個別株など取り扱いが多い
手数料の安い投資信託などを買うのが一番のポイントです。純資産が多いものも選びたいです。
楽天証券
楽天カードを持っている人は多いでしょう。そのカードを使ってお得に投資信託を買うことができます。0.5%~の楽天ポイントが買うたびに付きます!
楽天証券のサイトはシンプルで見やすい設計となっており、投資初心者の方にもやさしいです。現在、NISA口座数では日本一でトップシェアを誇っています。
関連記事:【QR決済】楽天カードを持っているなら楽天ペイで請求書払いをしよう!0.5%還元!

SBI証券
SBI証券は楽天証券とともにネット証券の二大勢力です。NISA口座のシェアをほぼ二分しています。
一番の特色は「投信マイレージサービス」があることです。投資信託の保有残高に応じて毎月、ポイントがもらえます。Tポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイントなどから選ぶことができます。

投資信託をメインに新NISA口座へ買付するなら、ポイントがザクザク貯まるSBI証券がおすすめです。
マネックス証券
楽天、SBIには知名度で及びませんがマネックス証券は独立系の金融機関です。最近では、ドコモの子会社になることが報道され、二社の提携が期待されています。
関連記事:【証券会社選び】マネックス証券、新NISA口座の取引手数料を完全無料へー猛追する強みー
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