2021年9月に入ると、日経平均は3万円目前まで上昇し3週間で3,000円ほど上げ幅がありました。自民党総裁選や、ワクチン接種率の高まりが要因と言われています。上昇局面では、強気にレバレッジをかけて利益を狙うのもありです!
今回は、投資信託のブル型・ベア型というレバレッジをかけるタイプを紹介します。レバレッジ=てこの原理を使い、大きなリターンを狙うことができます。短期間で急上昇する日経平均に対して、レバレッジをかけて利益を取るのは堅実な作戦です。
「ブル型・ベア型」はどのように値動きするのか?
一般的なインデックス・ファンドは、比較する株価指数と同じように動きます。しかし、ブル型・ベア型は株価指数に対して2倍、3倍と動きます。ブルとベアは正反対の特徴を持ちます。
レバレッジは株価指数に対して、数倍動くとイメージすればいいでしょう。動く方向によって、「ブル型」「ベア型」になります。
「ブル型」「ベア型」の注意点
レバレッジ=てこをかけるため、大きな力が加わります。力が大きい分、取り扱いを間違えるとケガをするかもしれません。
注意点① 日々の動きに対してレバレッジがかかる
よくある誤解であるのが、次の例です。
日経平均が1カ月で2,000円上がったから,、2倍レバレッジをかけると4,000円の儲けになる。
そのようなことはありません。毎日の値動きに対して、2倍動くからです。株価指数がマイナスになると、レバレッジでマイナス分も倍です。
損失が倍=投資元本が倍減る、ことになり投資の複利が効かなくなります。
注意点② 株価が上下を繰り返すと損失の可能性大
ブル型やベア型は株価指数が、一定の方向に動いた時に力を発揮します。逆に言えば、ボックス相場のような、上下を繰り返すだけでは力が出ません。
力が出ないどころか、投資元本を少しずつ減らしていくことが多いです。じっくりと期間を設けて、株価の成長を待つのには向きません。
ブル型・ベア型のインデックス・ファンドの一覧
国内では、「楽天投信投資顧問」「SBIアセットマネジメント」が運用しているインデックス・ファンドが有力です。
短期的な上昇局面では、レバレッジでリターンを狙おう!
レバレッジは一定の方向へ値動きすると、利益が出ることがあります。政策や他国のようすなどを見て、株価上昇につながる時はレバレッジをかけてリターンをかけるのが得策です。
2021年の日本相場は3万円を頭打ちに、下がり、再度上昇局面を迎えています。
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