2022年9月買付分のクレカ積立のポイント還元率は0.2%へ
2022年2月1日にネット上で大きなニュースが駆け巡りました!楽天証券のクレジット決済で投信を積立した場合、ポイント還元率が1.0%から0.2%へ変更されます!
今までは投信をクレカで買うだけで、楽天ポイントが1%付いていました。年利が1%を確保できていたわけですが、9月の買付分から0.2%へ大きく変わります。もらえるポイントが5分の1となってしまいます…
今回は、楽天証券の「クレカ積立」の変更点をまとめ、対応策を紹介します。長く続ける積立は、少しの工夫で大きく結果が違います。
あなたの見たいニュースも逃しません【スマートニュース】投信の信託報酬コストにより1%か0.2%になる!
すべての投信積立が、ポイント還元率0.2%になるわけでありません。信託報酬のうち、販売会社(楽天証券)が配分を年0.4%以上受け取るものは1%還元となります。手数料が高いものは、1%還元です!
楽天証券限定の「楽天レバナス」は、信託報酬0.77%のうち販売会社が受け取る手数料は0.4785%なので1%の楽天ポイントを受け取ることができます。
それ以外の低コスト・インデックスファンドは、ポイント還元率0.2%になってしまいます。アクティブ・ファンドの信託報酬は1%を超えるものが多いですが、1%還元のためにわざわざ高コストのものを買う必要はないでしょう。
8月から「楽天キャッシュ」による積立が可能に!
今回の改定の大きな目玉は「楽天キャッシュによる買付」でしょう!主要証券会社の中で、初めて電子マネーを使った買付を可能にしました。楽天カードから楽天キャッシュにチャージすると0.5%のポイントが付与されます。
この楽天キャッシュで投資信託を積立ができる=投信積立でポイントが貯まることを意味します!クレジットカード決済と同額の、月5万円を上限として楽天キャッシュで買付ができるようになります。
楽天カードから直接投信を買うと0.2%還元ですが、楽天カードから楽天キャッシュを経由して投信を買うと0.5%になります!
楽天カードから楽天キャッシュはオートチャージに対応しているので、長期間投資するには便利ですね。
日々の生活にハッピーをプラス!《ハピタス》楽天証券ポイント改悪の対応策は?
「楽天キャッシュ決済」で投信積立を始める
楽天ユーザーで、楽天経済圏の方は経済圏の移住はおすすめしません。還元率の良い、楽天キャッシュによる投信積立で0.5%のポイントを受け取るのが合理的です。
オートチャージに楽天カードが対応しているのが大きいです。長く投資を続けるために、「ほったらかし」にできる手間いらずは必須です。
楽天証券×楽天キャッシュ×楽天カード
【レイコップ】安心の2年保障は公式ストアだけ!SBI証券×三井住友カードでクレカ積立を始める
ネット証券とクレジットカード会社の組み合わせで、楽天系に対抗するのは「SBI証券×三井住友カード」です。一番の魅力は、クレカのランクによりポイント還元率は異なる事です!
SBI証券スタンダードカード 0.5%
ゴールドカード 1.0%
プラチナカード 2.0%
私は「三井住友カードゴールド」を保有しており、月5万円をクレカ積立しています。(SBI・V・全米株式を買い付けています!)年会費4400円で、ポイント還元1%で空港ラウンジも使えるので気に入っています。
またSBI証券は投信の保有残高に応じて、ポイントがもらえるサービスがあります。「投信マイレージサービス」です!
【過去記事】投資信託の残高に応じて、TポイントorPontaポイント!
何もせず今まで通り「クレカ積立」
今回の楽天証券の改悪は、無理してポイントを付けていたものを「普通に戻す」ということだと思います。銀行預金金利は0.001%であるのに対し、クレカ積立では1%のポイントが付いていました。
1%という数字が高すぎたのです。それが一般的な水準に戻っただけですので、気にせず「クレカ積立」を続けるのも一つの手です。
クレカ投資をやっているだけで得をしている
クレカ投資のすごいところは、ポイントが付与されることです。ポイント還元率の分、運用成果が上がるということです!米国株なら年利7%+1%=8%、7%+0.2%=7.2%!
クレカで投信を買っていること自体、得している状態なのです。
個別株式の買付などでは、ポイントが付かないのが当たり前です。ポイントの増減に一喜一憂せずに、愚直に積み立てていくという姿勢が大切でしょう。
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