【VT】SBI・Vシリーズの「全世界株式」が動き出しました!オルカン・雪だるまとの違いは?

資産運用

2022年1月17日から申込開始、31日から設定

SBIアセットが運用する投信の「SBI・Vシリーズ」に新しいファンドが加わります。「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」(SBI・V・全世界株式)です!

S&P500や全米株式、高配当に全世界が加わることで投資家の選択肢が広がります。SBIアセットのファンドは超低コスト設計で知られ、運用する上で恩恵を受けることが多いです。

待望の新ファンド誕生!超低コストインデックスファンド SBI・Vシリーズ
SBI・Vシリーズ特集ページ(SBI証券)

2022年1月17日から募集が開始され、1月31日がファンドの設定日となっています。

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タイプインデックス型(パッシブ運用)
連動指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
投資対象米国ETF バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
信託報酬年0.1438%(税込)程度 VTの経費率を含む
投資信託説明書(交付目論見書)から

eMAXIS Slim「オルカン」とは違うのか?

全世界株式と言えば、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)通称「オルカン」をイメージする方が多いでしょう。「オルカン」と「SBI・V・全世界株式」は同じなのでしょうか?

答えは、違います。オルカンとSBI・V・全世界株式で連動させている、株価指数が異なります。

オルカンは「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」(ACWI)に連動するように設計されています。先進国23か国と新興国27か国に投資を行います。大型株と中型株約3,000銘柄が投資対象となります。

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SBI・V・全世界株式は「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動します。大型株から小型株約9,000銘柄へ投資をします。

小型株を含むのか・含まないのか、違いとなります。多くの銘柄を扱う「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動する投信は信託報酬が少し高いです。

SBI・V・全世界株式と雪だるま(全世界株式)の違いは?

SBIアセットから設定されているファンドで、全世界株式に投資するものがあります。「SBI・全世界株式インデックスファンド」愛称:(雪だるま全世界株式)があります。

連動する指数は「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」と、V・全世界株式と同じです。

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しかし、雪だるまはETFを3本組み合わせることで株価指数への連動を目指しています。 V・全世界株式はETF1本(VT)で構成されています。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)55%
SPDRポートフェリオ・ディベロプド・ワールド(除く米国)ETF(SPDW)35%
SPDRポートフォリオ・エマージングマーケッツETF(SPEM)10%
雪だるまに組み込まれるETFと投資割合

もう一つの違いは信託報酬、コストです。V・全世界株式は年0.1438%に対し、雪だるま全世界株式は年0.1102%です。2017年から設定された雪だるまは、0.033%ほどコストが低いです。

楽天・全世界株式よりSBI・Vはコストで有利!

投資対象をVTとしている投資信託で、ほぼ同じものが「楽天・全世界株式インデックスファンド」です。

楽天・全世界株式は信託報酬等が0.212%と、SBI・Vと比べ0.1%高いです。2017年が設定であるため、コストがやや高いです。純資産は1,470億円以上あります。

投資信託で全世界株式に投資するなら「SBI・V・全世界株式」!

新しくシリーズに入る「SBI・V・全世界株式」を見ていきました。世界の約9,000銘柄にするもので、究極の分散投資と言えるでしょう!

ETFのVTに投資したいけど、買付がめんどう、分配金はいらないのでリターンを大きくしたいという方には特におすすめの投資信託になります。

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