朗報です!SBIが暗号資産に投資するファンドを募集します!5種類ほどの暗号通貨を組み入れるようですので、リスクを分散することができます。「ビットコインは値動きが激しすぎるから…」と暗号資産を避けていた人もいるのでは?
そんな方に向けて、今回はリスク分散した暗号資産ファンドについて書いていきます。国内初のファンドを年内に募集するということから、SBIの暗号資産に対する本気度が伝わりますね。
どの暗号資産が組み入れられるのか?
暗号資産と言えば、ビットコインをイメージしますが今回のファンドに組み入れられるのは何でしょうか。Bloombergの報道から、下の暗号資産などが少なくとも5種類が入るようです。
ビットコインやイーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコインなど
なぜ5種類以上のものを入れるのでしょうか?まずは下のチャートを見てみましょう。
チャートを見ると、それぞれで値動きが違うことが分かります。5種類以上の暗号資産を組み入れることで、リスクを分散させリターンを安定させることができます。
暗号資産で資産運用をするのはなぜ?
リスクの分散として
それは、株式や債券、金(ゴールド)などと異なる値動きをするからです。もし、株式や債券など投資しているものすべての値動きが同じなら暴落時に資産が激減してしまいます。
しかし、値動きの異なるものを組み合わせることであらゆるリスクに対応することができます。有名な組み合わせは、株式と債券です。
リスクのある株式とあまりリスクのない債券では、違った値動きをします。金利が高くなれば、債券に資金が集まるので、株価が下がります。また、金利が低くなれば株式に資金が戻り株価が上がります。
株式と債券の組み合わせでは、景気がどう変化しても大きな損失を受けることはないと思います。このように複数の組み合わせでリスクを分散します。
高いリターンを求めて
暗号資産の魅力の一つに高いリターンがあります。今では1ビットコインが、約1,000万円にせまる価格になっています。ギャンブル性が高いですが、SBIや金融機関がほっておけないのはリターンの高さがあるからです。
1年で激しい値動きをします。今年では1ビットコインは300万円から600万の間を大きく動きました。リターンとリスクは表裏一体ですので、高いリターンを出すこともあります。
暗号資産ファンドに投資する際の注意点
- ハイリスク、ハイリターンを狙うファンドであること
- 3~5年の運用期間が想定されていること
- 信託報酬は割高にやることが予想されること
暗号資産はその特性上、振れ幅が大きいので資産のすべてで運用するのはリスクが高すぎます。金融資産のうち何%におさめるなどのルールを決めておきましょう。
運用期間が短いので、元本まで値が戻るまでに償還(ファンドの解散)される場合があるので注意が必要です。
暗号資産ファンドはSBI証券で!
今回の暗号資産ファンドはSBI証券で買付ができます。他の証券会社で買付できるのか不明ですが、SBI・VシリーズはSBI証券限定だったので可能性は高いと思います。
ネット証券ではSBI証券は長らく最大手でしたが、楽天証券が破竹の勢いで600万口座を突破させました。そんな背景もあり、SBIは攻めの姿勢に出ているのでしょう。
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