最大1800万円まで非課税枠が設けられる「新NISA」はいよいよ来年の1月からスタートします。現在の一般NISA・つみたてNISAをしている方は、何もしなくても新NISA口座が作られます。
しかし、一般NISAとつみたてNISAで積立設定をしている方は「積立設定を確認」した方がいいです。一般NISAの積立は、新NISAの成長投資枠の積立として引き継がれるからです。投資枠をすべて投資信託で埋めたい人はいいですが、個別株式やETFを成長投資枠で買う方は要注意!
SBI証券は11月19日(日)から新NISA積立の設定が可能に!

- 現金での積立設定をしている
現行NISAでの積立(2023年12月分)、新NISAでの積立(2024年1月分)の2つの注文明細が表示されます。誤って設定を解除すると買付ができないので注意。 - クレジットカードで積立設定をしている
12月10日時点の注文は新NISA対象の取引です。積立設定は新NISAに引き継がれます。
一般NISAでの積立 → 新・成長投資枠での積立
つみたてNISAでの積立 →新・つみたて投資枠での積立
※一般NISAでクレカ積立している人は、積立設定の変更がおすすめ
SBI証券の新NISA積立の解説ページはこちらから
2024年1月から新NISAで買い付けるため、銘柄や金額を変更する時は期日までに変更する必要があります。
三井住友カードを使っている方は、12月10日までに変更する変更する必要があります。SBI証券はその他クレカでも積立ができます。クレカにより締め切りが違うので確認しましょう。
楽天証券では11月13日(月)から設定が可能です!

楽天クレカや楽天キャッシュで投信を積み立ている方は、12月12日までに設定予約の手続きをしないと2024年1月に新NISA口座で買い付けができない場合があります。
また次のような方も設定変更が必要になります。
- 1月の買付分から増額したい
- 特定口座で買い付けていたものを新NISA口座でしたい
- 他社のNISA口座を楽天証券に変更した
楽天証券の「積立予約サービス」はこちらから
他のネット証券は変更可能時期はマチマチ
マネックス証券は以下の通り
新NISAでの投信つみたてのお申込み開始は2023年12月18日(月)を予定しております。
なお、現行NISA(一般NISA・つみたてNISA)で投信つみたての設定がある場合は、自動的に現在の設定が新NISA口座に引き継がれます(※)ので、再度の設定操作は不要です。
マネックス証券のQ&A
松井証券は以下の通り
Q.現行つみたてNISAの積立設定は、新NISAでも引き継がれますか
マネックス証券のQ&Aより
A.未定です。詳細決まりましたら、当社WEBサイト等に掲載します。
現在、一般NISA・つみたてNISAで積立している方は注意!!
一般NISAで積立している銘柄 → 新NISAの「成長投資枠」で積立
つみたてNISAで積立している銘柄 → 新NISAの「つみたて投資枠」で積立
新NISAのつみたて投資枠は投資信託だけが対象です。成長投資枠は投信に加え、個別株・ETFも対象です。
個別株等と投資信託を買い付ける人は個別株等の非課税枠を確保するために、投資信託はつみたて投資枠で積立する設定に変更しましょう!
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