【新投信】日経連続増配株ファンドが登場!新NISA「成長投資枠の対象!高配当系とどっちを選ぶ?

資産運用

2023年11月22日から設定がはじまった「iFreeNEXT日経連続増配株指数」(資産成長型・年4回決算型)は早くも話題となっています。

安定した収益を上げ続ける企業だけが連続増配を行うことができますキャピタルゲインとインカムゲインの両方に期待ができる連続増配銘柄は、近年特に投資家の中で人気が上昇しています。

大和アセットマネジメントから「日経連続増配株指数」に連動したインデックスファンドが出ました。連続増配の年数上位70から構成される投信です。

大和アセットから新・日経指数に対応したファンドが登場

新指数「日経連続増配株指数」は2023年6月30日から公表開始!

日経連続増配株指数を聞いたことがある人は少ないのでは?それもそのはずで、今年の6月から日経社から公表開始されたものです。

野村日本株高配当70や日経平均高配当株50指数、MSCIジャパン高配当利回り指数などはメジャーでETFの資産額は大きいです。

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どんな指数?

連続増配を10年以上行っている企業のうち、年数の上位70銘柄で構成されているインデックスです。

年1回銘柄の入れ替えが行われ、指数は時価総額の加重平均で求められます。

予想配当利回りは2.32%ですが、増配銘柄なので長期的には上昇していきます。時間をかければ高配当も見えてくる?銘柄構成の詳しい情報は【公式】へ

構成銘柄上位10

4452花王33年
7466SPK25年
8593三菱HCキャピタル24年
8566リコーリース23年
4732ユー・エス・エス23年
4967小林製薬23年
9058トランコム22年
9433KDDI21年
9436沖縄セルラー電話21年
9989サンドラッグ21年
5947リンナイ21年

ファンドの概要

名称iFreeNEXT日経連続増配株指数
連動指数日経連続増配株指数(トータルリターン)
決算年2回(4月、10月) 年4回(1月、4月、7月、10月)
信託金の上限各ファンド2,000億円
信託報酬0.451%(年率)
NISA成長投資枠の対象

決算の回数により2タイプに分けられます。4回型は分配金をもらいたい方におすすめです。2回型はおそらく分配金を出さずに、ファンド内で再投資されるタイプです。

2回型は安定してファンドの価格を上げたい人向け、4回型は分配金ももらいながら値上がりにも期待したい人向けですね。

高配当系インデックスファンドとの比較

日経平均高配当利回り株ファンド

名称日経平均高配当利回り株ファンド
決算2回(6月、12月)
信託金の上限1,500億円
信託報酬0.693%(年率)
運用会社三菱UJFアセットマネジメント
NISA成長投資枠の対象
設定日2018年11月9日

ファンドの主な特色は、日経平均銘柄225のうち予想配当利回りの高い30銘柄で構成されていることです。均等配分方式が取られています。比較的コストが低めとなっています。

運用報告書から引用

詳しくは【公式】へ

日本好配当リバランスオープン

名称日本好配当リバランスオープン
決算4回(1月、4月、7月、10月)
信託金の上限2,000億円
信託報酬0.913%(年率)
運用会社SBI岡三アセットマネジメント
NISA成長投資枠の対象(予定)
設定日2005年3月23日

日経500種採用銘柄のうち予想利回りが高いもの70銘柄で構成されます。均等配分方式が取られますので、1銘柄約1.4%のウエイトを占めます。近年、資金流入が大きい投資信託の1つです。

交付目論見書より引用

詳しくは【公式】へ

連続増配か?高配当か?

結論:今の資金を厚くするか、将来を厚くするか

連続増配株のファンドは決して配当が良いとは言えません。将来的に利回りが高くなる想定ですが、利点は収益の安定性があります。

安定性を持って運用したいなら、連続増配株指数ファンドはあり!

高配当株のファンドは利回り・分配金が魅力です。成熟企業が多くビジネスモデルが確立しており、大きな収益の悪化はありません。

高配当株のデメリットは、政策金利の上昇に弱いことです。今の日本はゼロ金利政策ですが、今後金利上昇すれば高配当株ファンドは値下がってしまいます。

分配金を受け取りながら、今の資金を多くしたいなら高配当ファンド!

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