2021年4月19日ごろから連日、日経平均が大幅に落ち込み2日間で1000円以上の値を下げました。コロナ禍の金あまりで日経平均株価は3万円前後をキープしていましたが、急に円高が進んだことや緊急事態宣言が出される可能性が高まったからだと考えられています。
株価2日間で下げ幅1000円超 “宣言”へ警戒感も(YAHOO!ニュース)
SBIネオモバイル証券で国内株式を購入していますが、軒並み株価が下がっています。下に評価損益を載せます。
JT | ANA | 住友商事 | 長谷工 | 三井住友FG | オートバックス | 武田製薬 | オリックス | 関西電力 | NTT |
+0.24 | -13.79 | -6.08 | -1.44 | -5.72 | -1.33 | -7.25 | -4.85 | -7.28 | -2.51 |
ほとんどの銘柄が損益がマイナスになっていますが、投資自体は最近したものなので損益額は小さいので気にしていません。
このように株価が下落した時はどうするのがいいのでしょうか?一番やってはならないことは、株式の売却だと思います。誰もが損をしたくありません。含み損をかかえている状態は精神的にもつらいものがありますが、ここは我慢の時です。
私はドルコスト平均法で月に10万円ほど複数の日本株に投資をしています。だから下落した時ほどチャンスです。株価が低い方が多くの株を購入できるからです。また中長期的な保有で資産を拡大しようと考えているので基本的には株価の上下は気にしていません。
しかし、分散投資をせずに株式を大きな資金で購入した人にとっては株価の下落は大きなプレッシャーとなり、その後の人生を大きく左右することがあります。株価の上下に一喜一憂することになります。そのような場合は株式の追加購入をおすすめします。
例えば、1株1000円で株式を購入したとします。その後、株価が下がり500円になったとします。この状態では株価が1000円を越えないかぎり利益は出ません。1000円はハードルが高いです。そこで追加で1株500円で購入したとします。この2株から平均取得単価(1株当たりいくらで株を買ったか)を出すと、
(1000+500)÷2=750円 ←これが平均取得単価です。
ということで750円が損益のボーダーとなりました。下がった株式を追加で購入することで損益の分岐点を下げたのです。下降局面で「空売り」を信用取引ですることもありえますが、リスクが高いのでこの方法が無難ではないでしょうか。
基本的に致命的な企業以外の株式以外は損切することはありません。「失敗や損をしたくない」というバイアスがさらなる損失を呼んでしまいます…
国内株式に投資した場合は想定利回りは年率5~7%と言われていますが、それは10~20年運用した場合の平均値であり毎年順調に資産が増えるわけではありません。その事をよく分かった上で株価が下落した時に誤った判断をしないようにしましょう!
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