新サービスやお得なキャンペーンで話題になることが多いSBI証券ですが、6月下旬に新しい投資信託の販売を開始します。超低コストで、米国に投資ができるものです。投資信託は後から設定(販売)されるものは、コストが安くなる傾向にあるのでこのファンドも要チェックです!
今回は、SBI証券から販売される投資信託「SBI・Vシリーズ」の3つの内容を見ていくとともに、他ファンドとの比較をしていきます。コストの差が運用の差になるので必見です。
3つの「SBI・Vシリーズ」とは何か?
今回、新しく販売がされる投資信託は3つです。
- SBI・V・S&P500インデックスファンド(旧:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド)
- SBI・V全米株式インデックスファンド
- SBI・V米国高配当株式インデックスファンド
どの銘柄もアメリカに投資するもので、”V”は資産運用会社のバンガード社を表しています。どの投信もバンガード社のETFに投資することで、ファンドを構成しています。
SBI・V・S&P500の特色
以前から販売されていたものが、名称を変え登場です。世界中から注目されているS&P500に投資するものです。
- ニューヨーク証券取引所、ナスダックなどに上場している銘柄の中から500銘柄を選び投資します
- 純資産残高は2,000億円を越えています
- 信託報酬は0.0938%(年率)と最安値水準
SBI・V全米株式の特色
S&P500が代表的な500社に投資をするなら、全米はその名の通り全米の株式に投資します。大型株や小型株などほぼすべてを網羅します。
- アメリカの約4,000社に投資する
- S&P500より分散が効いているのでリスクは低め
- 信託報酬は0.0938%(年率)と非常に低い
SBI・V米国高配当株式の特色
高配当株への投資はブームになりつつありますが、こちらも高配当株への投資をします。
- アメリカを代表する高配当を行う企業に投資します
- メディア、ヘルスケアなどの企業が多い
- 信託報酬は0.1238%と、他の2つよりは少し高いがそれでも低いコスト
ライバルは楽天のファンドとeMAXIS Slim
アメリカのS&P500や全米株式に投資するものはたくさんあります。その中で低コストで、人気があるものは「楽天・全米株式インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などです。それぞれと比較していきます。
SBI・V・S&P500 VS eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬
SBI・V・S&P500 (0.0938%)
VS
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) (0.0968%)
SBI・V全米株式 VS 楽天・全米株式
信託報酬等
SBI・V全米株式 (0.0938%)
VS
楽天・全米株式 (0.162%)
SBI・V米国高配当株式 VS 楽天・米国高配当株式
信託報酬等
SBI・V米国高配当株式 (0.1238%)
VS
楽天・米国高配当株式 (0.192%)
SBI・Vシリーズは超低コスト!!
比較しているのは、有名で純資産高が大きい投資信託です。その中でもSBI・Vシリーズはコストの低さで群を抜いています。
これから投資信託を始めようかな?という人にはぜひ「SBI・Vシリーズ」をおすすめします。
反対にあまりおすすめしない人は、
- もうすでに同カテゴリーのものを持っている方
- 楽天ポイントで投資をしている方、楽天経済圏の住人
- 米国にはあまり興味がない方 など
他のファンドから乗り替えも、税金などのコストがかかるために慎重になったほうがいいでしょう。
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券おすすめの「SBI・Vシリーズ」はどれか?
以上、超低コストの投資信託を見てきました。その中でおすすめは?と聞かれたら、つぎのように答えます。
とにかく元本を大きくしたい! ⇒ SBI・V・S&P500インデックスファンド
リスクとリターンのバランスが気になる! ⇒ SBI・V全米株式インデックスファンド
将来、配当や分配金を手に入れたい! ⇒ SBI・V米国高配当株式インデックスファンド
必ずS&P500のファンドが最適解になるわけではなく、個人の考え方や将来の受け取り方によって選ぶファンドがことなると思います。
新しい2つのファンドは6月15日から購入の申し込みが始まっています!これから投資を始めたいなと考えている方にはおすすめの投資信託です。

コメント