ウッドショックはどこまで続く?住宅価格の上昇へ

住宅

以前にお伝えした「ウッドショック」はまだ収まる気配がなく、木材価格は上昇し続けています「米国株よりも木材の方が上がった」と記事にされるほど、特に北米産の木材が高騰しています。住宅への影響は今後、どうなって行くのでしょうか?

今回はウッドショックの状況を見るとともに、今後の展望をお伝えします。マイホームの購入を考えている方にとって必見の内容となっています。

以前の記事はこちらです。

さらなる高騰!木材価格はいつまで上がるのか?

コロナ禍ではありますが、ワクチン接種の広まりと経済対策によって各国は回復の兆しを見せています。特にアメリカと中国では回復に伴い、住宅受注数が増加しています。需要の高まりを受けて主な材料となる、木材の価格が急上昇しています。

下の記事を参照してほしいですが、北米製材木は上昇を続けています。2020年4月から1年後には約4倍に価格が高騰しています。これが「米国株より木材の方が儲かる」と言われた原因です。

住宅への購買意欲を高めているのが低金利です。コロナによる経済の低迷でお金があまっています。金融機関は利率を下げるしかなく、住宅ローンを組みやすくなっています。需要が上がる中で価格が高騰しているのですね。

この木材の上昇は今後も続きそうです。木材の上昇は住宅価格に直結するので、判断を迫られることもあります。

本格的な住宅価格の上昇は夏以降か?

次の記事では、住宅メーカに―よって木材高騰への対応が異なっていることが分かります。国内には工務店や小規模のビルダーが多いです。事業規模の小さい会社では木材の価格上昇を自社で受け止めることはできません。やむなく、住宅価格に載せているところが多いです。

一方の大手ハウスメーカーではコスト削減や調達ルートの見直しなどでなんとか住宅価格を上げずに対応しています。しかし、住宅価格への上乗せが一旦始まると各ハウスメーカーも価格を上げていくことは容易に想像がつきます

これからマイホームを検討される方は楽観視することはできません。住宅の価格は据え置きの可能性はあるかもしれませんが、価格の低下はありえません

そこに以前からの低金利による住宅ローンの組みやすさと、木材の価格上昇が合わされれば住宅価格は上がっていくと思う方が多いでしょう。

木造から鉄骨造へのシフトが進むのか?

住宅の主な工法には木造と鉄骨造があります。長らくこの2つは比較され、どっちがいい?というような記事が多く書かれてきました。全く違う材質であるため、どっちがイイとは一概に言えずそれぞれ一長一短があります。

その中で今回の「ウッドショックによる住宅価格の上昇」に強いのは、当然鉄骨造になります!鉄骨は家の骨格にあたる部分を鉄骨で作り、床や内装を木材を使います。木材の使用量は圧倒的に鉄骨の方が少なくなり、ウッドショックの影響を受けにくいでしょう。

セキスイハイム中四国のホームページ

私の家は鉄骨造のセキスイハイム「BJ Basic」です。3年ほど前に建てましたが、本当にハイムで良かったです!今回のウッドショックをきっかけに、同じ鉄骨やセキスイハイム仲間が増えればうれしいです。

家づくりで損しないために【持ち家計画】

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