出会いの経済学~結婚できる法則!

人生論

発表されると瞬く間に大きな話題となりました、星野源さんと新垣結衣さんの結婚発表!「逃げ恥婚」としてネットでは今もバズっています。ドラマファンとして、現実でドラマの続きが始まるのはうれしいかぎりです。

今回は「結婚の経済学」の話を紹介します。経済というと、お金や時間、労力や資源などを思い浮かべますが、結婚を経済から見ていきます。

経済は”限りあるものをいかに活用できるか?”と考えます。結婚の場合は”出会い”の中で”結婚という決定・選択”ができるかです。

NHK Eテレ「オイコノミアー結婚の経済学」から

今回の話はNHK番組「オイコノミア」からの紹介です。以前に視聴していたのですが、結婚を経済的に見ていくという切り口が斬新で今も印象に残っています。

オイコノミア ぼくらの希望の経済学

人は選択肢が多いと決められない

例えば生涯に10人の方と出会います。出会いの数は分かっていますが、もし1人目で結婚を決めるとそれ以降の9人とは出会えません。その方と結婚し生涯を歩むのですから。

この場合、何人目に結婚する人が多いのでしょうか?

1人目で結婚する人はほとんどいないと思います。大抵は「他にいい人がいるかもしれない!」と考えるからです。では2人目、3人目では…

途中に「この人なら結婚していいかも!」と思う人と出会えた時、ふと頭をよぎることがあるかもしれません。「前の人の方が良かった…」

このように、選択肢が多く決定を延ばしてしまうとなかなか決断することができないのです。人間は損をしたくないと思っているからです。

経済的に有効な出会いはあるのか?

では、経済的に見た場合有効で合理的な選択はできるのでしょうか?

できます!手順としては…

3.7人目までは見送る。(その中で一番良い人は決めておく=選択の基準

②それ以降、選択の基準を超える人が現れると、その人に決める!

①では無条件に見送りますが、基準作りをしているところがポイントですね。人間早い選択をしてしまうとどうしても、「後になればいい人が出てくるのでは?」と後悔することが多くなってしまいます。

また”出会い”というものを、最大限に生かせないこともありえます。始めの方の選択は「吉」と出ることが少ないかもしれませんね。

②で基準を超える人が現れたら決める、というきまりがあることで「決めることができない」ということを回避できています

この方法は、「出会いの回数」を無駄にせず選ぶ方法

オイコノミアで紹介されていた、3.7人目まで見送るという方法は選択方法としてはベターだと感じました。10人の中でベストな人は選べなかったかもしれないが、悪くはないベターな人を選んだという印象です。また「選べなかった」という最悪は回避しています

結婚の経済学を生活で生かす

今回のことで勉強になったのは「選択を遅らせると、選べない」です。晩婚化や未婚が増えている状態はもしかしたら、「よりよい人を求めすぎている?」という部分もあるのではないでしょうか。

選べる数が多かったり、組み合わせが無数にあると選択が難しいです。ある程度の合理性を持たせて、スパッと決める手段としては参考になりました。

やっぱり経済は何にでも使えます!お金だけではありません。

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