2021年12月30日で証券取引所は納会を迎える
日経平均株価は12月30日の後場(午後の取引)をもって年内の取引が終了します。年末年始の休場をはさむため、21年の日本市場がどのように終わるのか注目されます。
12月30日前場のようす
前引け(午前の取引終了時)は前日比20円79銭(0.07%)安の2万8886円09銭で終わりました。朝方に一時は300円を下げましたが、売りが落ち着いた後は買い戻され値が戻ってきました。
前場:午前9時から午前11時半までの取引
12月30日後場のようす
後場に入っても日経平均株価は下がりました。前日比115円17銭(0.40%)安の2万8791円71銭で大納会を迎えることになりました。32年ぶりの高値を付けて終わりました。
後場:午後12時半から午後3時までの取引
自分のライフスタイルに合わせてチャンネルをカスタマイズできる あなたの趣味や生活に役立つ情報も【スマートニュース】日本市場から海外へ資金が流出している!?
2021年は「投資ブーム」が起こりました。特に「米国株投資ブーム」が過熱し、「S&P500」や「NASDAQ100」など広く知ることになりました。右肩成長をとげる米国に投資するのは理にかなっています。
では、日本国内で「日経」や「TOPIX(東証株価指数)」に投資をした人が多いのか?答えは当然、NOになります。国内投資家も魅力的な米国市場などに投資をしています。
Xserverドメイン日本市場は主要国の中で出遅れている感がある
上のグラフは2020年4月1日の株価を100とした推移です。日本のTOPIXが伸び悩んでいることが分かります。市場に元気がなくなると、さらに海外市場への投資がさかんになります。この悪循環が日本市場を襲っています。
人気がある投資信託(日本株)は何?リターンは?
気になるのは、日本株式に投資した場合のリターンや運用実績です。投資信託で純資産総額が多いものでは、5,000億円を超えます。1年リターンでは米国株の40%に遠く及びませんが、5年リターンで考えると好成績です。
基準価額 | 純資産 | 1年リターン | 5年リターン | |
フィデリティ・日本成長株・ファンド | 33,483円 | 5,096億円 | 12.82% | 11.72% |
ひふみプラス | 51,209円 | 4,807億円 | 3.93% | 12.37% |
さわかみファンド | 32,308円 | 3,559億円 | 8.79% | 7.67% |
インデックスファンドF225 | 7,987円 | 2,171億円 | 6.31% | 10.19% |
ニッセイ日経225インデックスファンド | 34,096円 | 2,007億円 | 6.57% | 10.52% |
日本株式に投資する場合は、為替の影響を直接受けることがありません。1ドルの相場は100円から±20円程度で動いていきます。±20%が上下しているのと同じ意味を持ちます。
最新コミックも600円分無料で読める<U-NEXT>証券業界の格言「千里を走る」は投資のチャンス
来年、2022年の干支は寅年です。業界の格言では「千里を走る」ということで、相場に波乱が起きるようです。2022年の世界経済では金融緩和の引き締め・テーパリングが行われ、日本経済にも影響を与えます。
日本経済は今年1年、株価が上下するボックス相場でした。このような相場は「積立」が有効です。為替リスクがない+ボックス相場であることを投資のチャンスとしましょう!
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