2024年から新NISAがスタートし、年間360万円まで非課税で投資ができるようになります。生涯投資額は1,800万円ですが、非課税期間が恒久化されたので今から新NISAでの戦略を考えています。
その中で私は「除く日本」系のインデックスファンドを購入しようと計画しています。国内高配当株を積み立てていくので、どうしても日本の比重が大きくなるからです。
以前、自分のリスク資産をまとめた記事を書いたので参考にしてください。日本資産は約20%あり、これ以上増やすのは得策ではないと判断!
では、インデックスファンドで「除く日本」があるのはどんなファンドでしょうか?今回は具体的な種類と使いかたについて解説していきます。
主なインデックスファンド「除く日本」の種類
先進国株ファンド(MSCIコクサイ・インデックス)
日本を除く先進国22か国に上場する銘柄で、大型株・中型株で構成されています。時価総額で見ると、市場の約85%を占めています。銘柄数は約1,600です。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
全世界株ファンド(ACWI除く日本)
日本を除く先進国・新興国46か国に上場する銘柄で、小型株は含まず大型株と中型株で構成されます。先進国9割新興国1割の配分となっています。銘柄数は約3,000です。
Smart-i Select全世界株式インデックス(除く日本)
新興国株ファンド(FTSEエマージング・インデックスなど)
新興国23か国に上場する銘柄で、大型株と中型株で構成されます。同様のインデックスには、MSCIがあり、韓国を含む・含まないが大きな違いです。MSCIは韓国を含みます。銘柄数は約1,000です。
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))
「除く日本」ファンドの使いかた
日本の個別株を買っているので、日本株の割合を下げる
私が「除く日本」ファンドを買う理由がこれです。毎月10万円分の高配当株をネオモバで買い付けているため、日本を含んでしまうと日本のウエイトが高くなりすぎます。
関連記事:【証券会社】(変更版)ネオモバがSBI証券に経営統合!2024年1月から新SBI証券!今後のサービスは?
リスク資産の約20%は日本株で占めているので、これ以上高めてしまうと世界経済の成長を取り逃してしまうこともありえます。
低成長の日本以外の国に投資をしてリターンを高める
残念ながら、「除く日本」ファンドに投資した方がリターンが高いです。日本を含んだ先進国株インデックスは、MSCIワールド・インデックスと言いますが、日本を含んでいないMSCIコクサイ・インデックスの方がリターンが高いです。
積極的にリターンを求めたいなら「除く日本」ファンドがいいです。全世界株(除く日本)を買うだけでほったらかしにできますし、先進国株と新興国株の保有割合を自分で好きなように調整できます。
逆に、安定的に運用したい方や為替リスクを避けたい方は「日本株」を入れるべきです。リターンが低い=リスクが低いことになりますし、円で受け取る配当金は計画性が持てます。
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