【東証ETF】国内高配当株ETFで銘柄選びをせずに、分配金をもらう方法!東証ETFの利点

資産運用

投資家に人気があるカテゴリーに「高配当株投資」があります。米国株では、高配当ETFで優れたものがあるので、VYMやHDV、SPYDなど買うだけで配当金(分配金)が得られます。

では、国内株で高配当株投資をする場合は個別株を買う以外方法はないのでしょうか?そんなことはなく、東証に上場しているETFに「国内高配当株」系のものをいくつか紹介します。

現在、私はネオモバで高配当株を積み立てていますが、ネオモバ投資と高配当系ETFとの比較もしていきます。投資に正解はありませんので、参考にしていただきたいです!

東証に上場している主な国内ETF

NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信 15770.32%720億円
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信14890.28%630億円
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF14780.19%410億円
ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数16510.19%250億円
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF 25640.39%230億円
One ETF 高配当日本株 14940.28%190億
2023年1月29日時点(リンクは運用会社へ飛びます)

現在、東証に上場しているETFで国内高配当株に投資をしているものは上記の通りになります。大手運用会社から出されているものが多く、資産規模もそれほど大きくありません。

東証ETFで高配当株投資をするのはマイナーな部類に入るでしょう。また信託報酬も年率0.2%~0.3%台と安くはありません。

高配当系ETFはいくつかあり、連動する指数も違うのでいくつか注意が必要です。ETFを選ぶ際は、以下のポイントに気を付けましょう。

ETF選びのポイント
  • いくつの銘柄が含まれているのか
    ETFによっては50や70の銘柄で構成されているものもありますが、40程度のものが多いです。リスク分散を高めたい方は多めのETFで。
  • 利回りが高い順に採用されているか、連続増配か
    銘柄の選定が利回りか財務状況か。分配金を安定的にもらいたいなら、安定したビジネスを展開している銘柄を選ぶ。
  • 銘柄の業種やセクターに偏りはないか
    景気に左右されやすいのは、銀行業や建設業です。政策金利が上がると収益が上がりやすいののも銀行と言われています。

東証ETFの高配当系が向いている人

ネオモバで個別株を買い付けている経験から、高配当系ETFが向いている方は次の人と考えます。

  • 個別株を選ぶ時間をかけたくない
    個別株はリスクを分散させるために、10~20の銘柄を買う必要があると言われています。そのため銘柄選びに時間をかける必要があります。この作業は外せません。
  • 収益のプラスマイナスに敏感
    20ほどの銘柄を買い付けていても、全体ではプラスでも個別にマイナスの銘柄はどうしても出てきます。収益に敏感な方はETFの方がストレスがないです。
  • 手っ取り早く分配金を手にしたい
    時間をかけず投資をして、分配金や配当を手にしたい方はETFがベスト!運用会社が銘柄選定しているので、コストは少しかかりますがラクチンです。

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米国ETFにはない東証ETFの利点!

インカム系、高配当系ETFと言えば米国ETFが有名です。VYMやSPYDなどをはじめに、VIGなどの連続増配系のETFも充実しています。

しかし、東証に上場している国内高配当株ETFにも利点はあります。同じ分配金や配当をもらうならお得で、ラクチンがイイに決まってます!


  1. NISAをフルで生かせる!
    米国ETFは一般NISAで買い付けができますが、分配金では米国課税で10%が徴収されます。東証ETFならすべて非課税となるので、実質利回りは向上します。
  2. 買付手数料が無料になることが多い!
    米国ETFや米国株を買うとネット証券でも、約定価格の0.5%が手数料として発生します。銘柄によって無料になるものはありますが、数は少ないです。国内株ならかからないことが多いです。
  3. 購入単位は低い!
    東証ETFは1口、10口単位で購入することができます。投資額は数千円で買うことができるものもあり、少額投資にもぴったりです。

投資に正解はないから、常に情報取集を!

今回は東証ETFで、高配当株系のETFを紹介しました。利回り5%弱のものもあり探してみるとおもしろいものが多いです。

高配当系はVYMやHDVなどの米国ETFが有名ですが、国内ETFにもちゃんとあります。それぞれ利点があるので、人によっては国内ETFを買った方がいい人もいるでしょう。毎日新しい情報を更新していきましょう!

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