楽天投信投資顧問は新たに2本のファンドを2024年1月30日に設定します。ファンドは、「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(愛称︓楽天・NASDAQ-100)」と「楽天・SOXインデックス・ファンド(愛称︓楽天・SOX)」でともに信託報酬は0.2%と低コスト。
さらに投信残高ポイントプログラムの対象となるため、0.05%(年率)が還元される神仕様です!ナスダック100とSOXはともに米国株で人気のあるカテゴリーです。2本の解説とシリーズのラインナップを確認していきます。
楽天NASDAQ100と楽天SOXの概要
楽天NASDAQ100の特色
ファンド名 | 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド |
愛称 | 楽天・NASDAQ-100 |
ベンチマーク | Nasdaq-100インデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.198%(税込み・年率) |
設定日 | 2024年1月30日 |
決算日 | 毎年10月15日 |
NISA | 成長投資枠の対象 |
ナスダック100は米国株式市場ナスダックに上場している、時価総額上位100で構成されている指数です。GAFAMなどのハイテク銘柄が多いのが特色で、ボラティリティは高めです。
投資家にとても人気のあるインデックス(株価指数)の一つになります。日本では「レバナス」、レバレッジをかけたナスダック100に投資するファンドが人気です。
レバナスで有名な大和アセットの説明が詳しいです。
楽天SOXと特色
ファンド名 | 楽天・SOXインデックス・ファンド |
愛称 | 楽天・SOX |
ベンチマーク | SOXインデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.176%(税込み・年率) |
設定日 | 2024年1月30日 |
決算日 | 毎年10月15日 |
NISA | 成長投資枠の対象 |
SOXは「フィラデルフィア半導体株指数」と呼ばれるもので、米国に上場している半導体関連の銘柄30で構成されています。台湾セミダクターやオランダのASMLなども構成銘柄に含まれます。情報通信技術や社会インフラの基礎となる半導体はハイテクの肝。
関連記事:【投信運用】楽天証券は投信残高プログラムを復活させる!限定2本のファンドでPtが貯まる
こちらの指数はナスダック100よりさらにリターン・リスクが高いです。銘柄数は30とやや少なく、半導体という同じ製造物のセクターのため指数の振れ幅は大きいです。
SOXに連動するファンドを出している、ニッセイアセットの解説が詳しいです。
NASDAQ100とSOXの同類ファンド
インデックスファンドは後から設定される商品ほど、コストが低いです。楽天・NASDAQ100は、PayPay投信のものより低いです。
米国ETF「QQQ」は同じNASDAQ100に連動する上場投信ですが、信託報酬0.2%です。ETFよりコストが低いのはすごい。
ファンド名 | 楽天・NASDAQ-100 | eMAXIS NASDAQ100インデックス | iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 インデックス・ファンド | PayPay投信 NASDAQ100インデックス |
信託報酬 | 0.198% | 0.44% | 0.495% | 0.2388% | 0.2024% |
設定日 | 2024年1月30日 | 2021年1月29日 | 2018年8月31日 | 2023年08月23日 | 2021年06月29日 |
決算日 | 10月15日 | 1月26日 | 8月30日 | 8月22日 | 6月25日 |
純資産 | ー | 864億円 | 854億円 | 18億円 | 15億円 |
SOX指数に連動する投資信託は現在、少ないです。ETFは多く設定されていますが、日本では3本です。ニッセイのものより低く設定していることに気づきます。
ファンド名 | 楽天・SOX | <購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数 インデックスファンド(米国半導体株) | インデックスファンドSOX指数 (米国上場半導体株式) |
信託報酬 | 0.176% | 0.1815% | 0.4785% |
設定日 | 2024年1月30日 | 2023年3月31日 | 2023年9月29日 |
決算日 | 10月15日 | 9月20日 | 9月26日 |
純資産 | ー | 60億円 | 18億円 |
楽天・プラスシリーズのラインナップ
シリーズ全6本のファンドとポイント還元率
新しく2本のファンドが楽天・プラスシリーズに入り、6本のラインナップがそろいました。新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠は6本で選択肢が十分広がり、その中から1本か2本を積み立てるだけでOKです。
低コストなのに「投信残高ポイントプログラム」で楽天ポイントがもらえる!銀行の金利より高いです。
各ファンドのリターン・リスク
特に投資初心者の方が迷うのは「何を選べばいいのか?」です。買う設定さえしてしまえば、積立は完了ですが肝心の買い付ける商品で迷います。
投資の期間が長く取れる若い世代や中堅層は、オルカンやS&P500が王道です!よく選ばれており今のところリターンも安定しています。
投資期間を長く取れない方やリスクを下げたい(元本が減る可能性)時に、日経平均は有効です。直接的な為替を日本株は受けません。
世界中に株式を分散させたいが、新興国(中国、韓国、インドなど)に期待していない・信用していないなら楽天・先進国がおすすめです。
NASDAQ100やSOXはメイン投資は避けた方がいいですが、サブで楽しめそう。
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