【楽天レバナス】純資産総額は50億円!大和レバナスとの比較

資産運用

楽天レバレッジNASDAQ-100(楽天レバナス)がついに設定日をむかえました。設定から2日間で純資産総額は50億円に迫る勢いです。待ちわびた投資家は多かったでしょう。

今回は大和レバナスとの比較と、楽天レバナスに乗り換えるべきか?を考えていきます。

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設定日は11月17日に始まった

ファンドの設定日(運用の開始)は2021年11月17日から始まりました。今日は設定から2日目になりますが、多くの資金を集めています。

楽天投信投資顧問から「楽天レバナス」が出されると、プレリリースされてから多くの話題を集めました。SNSなどでは大きな話題となり、トレンドにランクインするほどです。

楽天投信投資顧問より

純資産の約50億円を短期で集める!

設定から2日間で49.84億円とケタ違いのスピードで資金を集めています!この調子で、100億円、500億円と順調に資産を積み上げていことでしょう。

なお大和アセットマネジメントが運用している「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の純資産総額は、1,710億円です。大和レバナスの設定日は2018年10月19日と、運用から3年以上が経過しています。それを考慮しても、楽天レバナスに資金がすごい勢いで集まっているのか分かります。

楽天レバナスと大和レバナスの比較!

レバナスと言えば以前は「大和レバナス」でした。NASDAQ-100指数の2倍の値動きになるように目指すものです。

これは「楽天レバナス」も同様ですので、基本的には同じ値動きをします。

楽天レバナス大和レバナス
正式名楽天レバレッジNASDAQ-100iFreeレバレッジ NASDAQ100
購入時手数料最大3.3%最大2.2%
信託報酬0.77%0.99%
販売会社1社
(楽天証券)
21社
(大手証券会社等)

購入時手数料はネット証券で買付をするとノーロード(手数料無料)が多いです。購入時のコストはほとんど気にする必要がないでしょう。

信託報酬は年に0.2%ほどの開きがあります。長期にわたり投資をする場合は運用成績に大きな影響を与えます。

楽天レバナスに乗り換えるべき?

年間0.2%の差を考えてみましょう。100万円を1年間運用していると、2000円です。5年の運用で10000円になります。長期になればなるほど、差が開いていきます

信託報酬は投資元本から差し引かれます。そのため元本が小さくなると、複利の効果が薄くなるので運用期間の長さに注意が必要です。

では長期投資を「レバナス」で行っている場合、楽天レバナスへ乗り換えた方がいいのでしょうか?

A.乗り換えには慎重に!
  • 運用で含み益を抱えている場合は売却すると、運用益に約20%課税がある
  • 含み損を抱えている場合は乗り換えの余地あり
  • 楽天レバナスは現在、楽天証券のみが販売している
  • 一般NISAで運用している場合、売却すると非課税メリットがなくなる
  • 売却した資金を一括投資(スポット投資)するとリスクが高まる

以上のように、大和レバナスから楽天レバナスへの乗り換えは慎重にすべきだと思います。

楽天証券を使っていて、レバナス運用で損失を抱えているなら楽天レバナスへ!!

これから始める人は「楽天レバナス」を買う

レバナスはネット上で大人気とは言え、リスクの高い商品であることは理解が必要です。投資資金をすべてレバナスへ投資することはおすすめしません。

金融資産のうち5%~10%ぐらいを、レナバスに投資するのがちょうどいいと考えます。レバナスが下降トレンドに入っても、資産全体に与える影響は少ないからです。

ハイテク銘柄が多いNASDAQに投資をしたい人にとって「レバナス」は打ってつけです。適度にリスクを管理しながら、リターンを狙いましょう!

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