AI×SBI低コストファンドの投資一任コース!
SBI証券は2022年3月31日から「SBIラップ」を開始します。同グループ会社のfolioが提供するロボアドシステム「4RAP」を使って、SBI証券のファンドを全自動で売買するものです。低コストのロボアド手数料とSBIのラップ専用ファンドを使って運用するのが特色です。
まさにすべてをお任せできる「ラップ口座」になります。低コストファンドをAIが自動的に売買し、ポートフォリオを構築します。
資産運用にロボットアドバイザーは多く登場していますが、SBI証券とすれば「ウェルスナビ」に加えて「SBIラップ」を入れることで、投資家への選択肢を増やすことができます。
ラップ専用ファンドは8種類!AIが組み合わせる
AIが売買を行うのは8種類のラップ専用ファンドになります。ファンド自体の実質的な信託報酬は0.1906%~0.5606%になります。ゴールドや低格付け債券はコスト高めとなっています。
8種類の投信を状況により組み合わせながら、AIが運用を行います。時には現金の比率を高めるなど、アルゴリズムに基づいたポートフェリオを構築します。
手数料・積立機能など
手数料
「SBIラップ」手数料0.66%(税込み)+ラップ専用ファンドの信託報酬0.1906%~0.5606%
実質手数料はおおむね、1%弱となりそうです。一般的なロボアドバイザーより割安です。
積立機能
- 毎月1回、買付ができる
- 月10,000円から積立設定が可能で、1000円単位で設定額を決められる
- 銀行から自動引き落としで、SBI証券総合口座への入金サービスがある
ポイントプログラムサービス
「SBIラップ」の運用資産残高により、ポイントがたまるサービスが始まります。SBI証券には投信版プログラム「投信マイレージサービス」があり、ラップ口座でもポイントが貯まります。
AIができることは何か?
最適な資産配分を毎月行える
AIが全自動で売買をしてくれるから、極端な資産配分の変更も可能です。人間が売買すると主観が入り、円滑に行うことができません。また手間がかかるので、長期投資には不向きです。
相場の予測をもとに運用が行われる
AIは40以上のマーケットデータを収集し、市場の動向を予測します。予測に基づいた最適な資産配分をAIが行います。
投資の判断をする必要がない
投資をして一番難しいと感じるのが「売り時」です。買うのは簡単ですが、売るタイミングは迷います。積み立てものを売却する、手放すには勇気が必要だからです。
これからのトレンドは「AI×ファンドラップ」!?
今回はSBI証券がスタートさせる「SBIラップ」を紹介しました。AI×SBIのファンドで、高いパフォーマンスを目指します。市場予測にもとづいた資産配分は、AIによる運用の強みです。
- すべての運用を任せたい
- 多額の運用額があるため分散投資を徹底させたい
- どんな状況でも一定のリターンを求める
以上に当てはまる方は、特に「SBIラップ」をおすすめします!
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