【無リスク資産】個人向け国債(変動金利型10年満期)は2023年2月発行分から金利上昇!

資産運用

2022年12月末に日銀が実質利上げを行って、日本市場に大きな影響を与えました。今年から住宅ローンの固定型は金利が上がります。しかし、良いこともあって「国債の金利が上がる」ことです!

日本には個人しか買えない「個人向け国債」という債券(借金証書)があります。日本政府が発行しているので、信用性は最強でもちろん元本保証です。元本保証の国債の金利が上がるとは、良いことづくめです。

参考記事:【住宅ローン】これからも変動金利がメインになる?固定金利を選ぶと損をする?

今回は「個人向け国債」の魅力と現状についてお伝えします!

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概要:個人向け国債とはなに?3つのタイプ

「変動10年満期」「固定5年満期」「固定3年満期」の3タイプが用意されています。満期を待たずに換金することが可能(中途換金)です。もちろん元本割れしません。

2023年2月発行の国債利率
最低金利0.05%(変動型・固定型)
利払い日年2回 主に発行月と半年後の月
購入単価最低1万円から1万円単位
償還金額満期に購入価格で償還されます(元本保証)
発行月毎月(年12回)
すべてのタイプに共通している

メリット:個人向け国債は満期前でも元本割れしない!

個人向け国債の最大の特色は、元本割れしないことです。金利が上がろうが、満期前で解約しようが購入金額を下回ることはありません。(経済の原則は「金利が上がれば、国債価格は下がる)

参考記事:【貯蓄型保険】「じぶんの積立」は元本保証+103%の返戻率!大ヒット保険の正体

生命保険で満期前に解約するとほぼ元本割れをしますが、個人向け国債ではしません。国債を持っている限り年二回の利子が支払われるので、絶対にプラス収益になります!

変動10年満期、固定5年満期・3年満期とありますが期間は、途中換金しても元本割れしないのだから意味がないようなもの。特に固定5年の方か金利が高いので、3年を選ぶメリットはありません

なお、中途換金するには受け取った利子2回分を支払う必要がありますがそれ以外の手数料はありません。シンプルで得をする設計です。

メリット:変動金利タイプは情勢に合わせて金利が上下する

変動金利タイプは、日本経済の長期金利に合わせて上下します。今回発行の金利が高いのは、日本銀行が実質利上げをしたからです。世の中に合わせて金利も上がります。

一般的に、物価が上がる(インフレ)と金利が上がると言われています。モノの値段が上がっている時は、変動金利型を選ぶメリットは大きいです。

金利は半年に1回見直されるので、金利が上がれば受け取る利子も増えていきます。金利が下がっても、最低金利0.05%は保証されていので銀行の普通預金や定期預金よりも高くなります。

メリット:多くの金融機関で買うことができる

個人向け国債などは近くの金融機関で扱っていることが多いです。郵便局や地方銀行、農協や信用金庫などで買うことができます。窓口やインターネットで買い付け可能で、購入手数料もかかりません。

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国債キャンペーンをやっている金融機関も大きくあるので、探してみるのもいいでしょう。

キャンペーン中の金融機関

結論:無リスク資産で10年物国債以上のものはない!

現在、リスクを負わず行う資産運用で「個人向け国債変動金利型10年満期」に勝てるものがありません。

  • 途中換金しても元本割れしない
    購入から1年経過後、2回分の利子を払うことで換金ができる。3営業日後に換金されるので急用にも対応できる。
  • 1万円単位で購入、換金ができる
    単位が少額なので、毎月積み立てして国債を購入することができる。また中途換金をする場合でも1万円単位で行える便利さがある。
  • 金利上昇には恩恵を受けられる
    変動金利は、長期金利が上がると金利が上がる。固定金利や生命保険、定期預金では得られないメリット。

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