【投信の取説】野村スリーゼロ先進国株は「信託・販売・売却」手数料が無料!

資産運用

投資信託と言えば、信託報酬は発生するもので買付時にコストの比較を必ず行います。しかし、信託報酬がゼロの投信を知っていますか?

それは野村アセットの「野村スリーゼロ先進国株式投信」です!信託報酬や買付時、売却時の手数料は発生しません

今回は、投資信託の中でも異彩を放つ「野村スリーゼロ」の中身を紹介します!

2023年3月27日時点

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野村スリーゼロ先進国株式投資は「先進国株」

先進国株=全世界株ー新興国株で安定力がある!

野村スリーゼロは先進国株に投資をするものです。日本は先進国ですが、日本を除いた先進国22か国に投資をします。

先進国株の投資先

米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル

組入される国は多いですが、ほぼ米国でイギリス、カナダが味付け程度に入っています。

先進国株は、新興国株を含んでいないという特色があります!中国やロシア、ギリシャなどを含むため投資家に好き嫌いが生じます。政治的リスクがあるので、新興国を省きたい!という方に先進国はおすすめです。

新興国のような爆発力はありませんが、米国を中心とした安定力が魅力です!

主な資産構成と投資先

国別に見るとアメリカが約7割を占めており、銘柄も米国を代表する多国籍企業です。有名なインデックスファンドには必ず含まれる銘柄ですね。

銘柄名業種比率
アップルコンピュータ4.5%
マイクロソフトソフトウェア3.4%
アマゾン通信販売1.8%
アルファベットAネットサービス1.1%
アルファベットCネットサービス1.1%
エヌビディア半導体0.9%
エリクソンモービル石油0.9%
ユナイテッドヘルスヘルスケア0.9%
テスラ自動車0.9%
ジョンソンエンドジョンソン医薬品0.8%
2023年1月31日時点です
投資先比率
アメリカ70.8%
イギリス4.6%
カナダ3.6%
フランス3.6%
スイス3.0%
2023年1月31日時点です

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なぜコストをゼロにできるのか?

投資信託では当たり前にかかるコスト、信託報酬。野村スリーゼロではかかりません。なぜかからないかと言うと、投資信託を広めるための宣伝です。

野村アセットの幹部は若年層に投資を広めるため、認知してもらうための商品だということを言っています。野村スリーゼロを入り口として、さまざまな投資商品を買ってもらいたいという思惑があります。

その中で、野村スリーゼロ先進国株式投信のコストについて注意があります。信託報酬がかからないのは2030年12月31日までです!それ以降は、年0.11%の信託報酬がかかります。それでも低コストです。

交付目論見書の運用管理費用でしっかりと明記されています。

野村アセットマネジメントの交付目論見書より

デメリットは販売会社が2社のみ

野村スリーゼロ先進国株式投信は、野村證券とLINE証券のみの販売です。販売会社が広がっても、信託報酬等がゼロなので販売会社の取り分はないためです。

あくまでも、積立投資や投資信託を広げるための商品なのです。

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