【投信の取説】資金流入が止まらない、大人気の「インベスト世界厳選株式」(世界のベスト)とは?

資産運用

投資や資産形成への意識が広まり、つみたてNISAやiDeCoをやる人が増えています。インデックスファンドに低コストで長期間投資する、これは最適解となっています。

コスト(信託報酬)は低いものを選び、米国株や全世界株に投資するトレンドは変わりません。年率0.1%の経費で投資することができます。

そんな中で信託報酬年率1.9%、販売手数料(最大)3.3%と経費がかかるアクティブファンドが売れています!インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト)です。独立系運用会社インベスコが手掛けるファンドです。

設定日は1999年1月7日と20年以上運用を続けている、先進国株(日本除く)に投資するものです。2020年12月で純資産は472億円でしたが、2022年12月には約2,500億円となり2年で2,000億円が流れ込むことになります。

「コストが高いのに、売れる理由はなにか?」今回は「世界のベスト」の中身と特色を紹介していきます。

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先進国株式に投資する、毎月決算型の投信

先進国株の中で割安でキャッシュフローを生み出す能力があるものを厳選します。銘柄は約20ほどで比重が大きいものでも約5%です。組入銘柄は高配当を出すことで有名なもの、連続高配当などが多いです。

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投資先の国・地域を見ると、50%ほどがアメリカ、15%ほどがアメリカ、香港は7%などとなっており、先進国株(日本を含む)のインデックスになっている「MSCIワールド・インデックス」とは大きな違いがあります。

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「世界のベスト」の特色の1つは分配金を安定して出し続けることです。予想分配金提示型とは異なり、基準価額により分配金の多少が決まりません。世界のベストは、1万口につき150円を毎月分配しています。10,000円に対して150円×12か月分=1,800円、元本の18%を分配金として取り崩していきます。

分配金を生活費の足しや事業などで使う場合は、予想分配金提示型だと出ないことがあるので困ります。その点、世界のベストはファンド自体を成長させながら安定して分配金を出します

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型との比較

海外株の銘柄を厳選し、毎月分配金を受け取るタイプで人気があるのは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」です。このファンドだけで純資産が1兆8,000億円を超える、バケモノファンドです。

主な違い
  • 投資先は米国株
    100%を米国株に投資します。世界のベストと比べリスク・リターンが高くなります。
  • 予想分配金提示型
    基準価額の大きさにより、分配金があらかじめ決められています。
  • 組入銘柄は50~70ほど
    銘柄数は多いですが比重の大きい銘柄は、約9%を占めることもあります。

米国成長株投信Dコースは予想分配金提示型です。基準価額によって分配金の有無や額の大きさが決まります。投資元本を減らしすぎず、資金を長持ちさせられますが、分配金の必要な方は検討が必要です。

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世界のベスト
【先進国株】
ファンド名米国成長株投信D
【米国株】
8,662円基準価額10,166円
2499億円純資産1兆8133億円
1999年1月7日設定日2014年9月16日
年率1.903%信託報酬年率1.727%
MSCIワールド・インデックスベンチマークS&P500(配当込み・円ベース)
金融 約25%
情報・通信 約20%
PFの構成情報・通信 約40%
電機・精密 約25%
データは2022年12月2日時点

組入銘柄にも特色があり、米国成長株投信は情報技術やハードウェアに偏っています。一方、世界のベストは大きな偏りはなく、金融から情報技術、医薬品や小売りまで幅広いセクターをカバーしています。

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長期的に見て安定性を持っているのは、インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)となりそうです。金利上昇局面など、ハイテク銘柄が大きな影響を受けて値下がりするので米国成長株投信は打撃を受けやすいです。

20年以上運用を続けている、毎月決算型で世界唯一のファンド

毎月に分配金を出すファンドの中で、「世界のベスト」は20年以上運用をしています。世界唯一だと謳っています。

目先の流行にとらわれない銘柄選びと、毎月の資産構成の見直しができているから続くファンドです。ここ数年で急激な資金を集めています。(売れ筋ということ)

分配金を毎月、長期的に受け取りたい方は、買っても良いファンドです!

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